嘘みたいな本当の話

ついこの間、用事があって車で初めての道を走っていた。お昼前で腹ごしらえをしなくちゃなと思い、ちょっとよさそうな看板があったのでそこに入ることにした。

脇道を入って少し行くと、大きな駐車場があってきれいなお屋敷風の店があった。「10歳以下の子供さんはご遠慮お願いします」と書いてあって、これは良さそうじゃないのと期待が膨らむ。中の作りは高級感がありセンスもあって予想よりかなりいい。なにかスピリットが漂っているのだ。店員さんも合格。鄙にはまれないいセンスだと思い、テーブルの上においてあった紹介パンフを見る。かなり手広くやっておられるのだが何かポリシーが感じられる。提供されるものの素材もそうだが、利益だけでなくもっと大きいものを求めているような。どこがやっているんだろう?

見覚えのある会社名を見つけた。・・・?これは昔仲の良かったガールフレンドの実家じゃないかな?

お伺いしたこともあるのだ。社長さんの名字を見て確信に変わる。うーむ、何たる偶然。「お父さんにはお会いしたことなかったけど頑張っておられるんだ」と少し感慨に耽る。いろいろ見ているうちに、地域の障害者の方を率先して雇用されているのが判った。

文章を読んでいくと「・・・私たちは障害のある方々を敬意を込めて貴世満さんと呼んでいます。高貴な心が世の中に満ちるように・・・」

キヨミツ?これは僕の名前じゃなかろかね?漢字は違うけど・・・・

 

鳥肌が立ちました。偶然とはいえね。こんなことがあるんだ。


備前清光という刀。関係ないですけど。

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