池岡クリニックは大阪市城東区にある内科、循環器内科、小児科、そして抗加齢医学会認定施設です
53回目のサニーカフェをクリニック3階のミーティングルームで開催いたしました。
今回は近隣の入所施設管理者や介護保険をまだ利用をされていない方もご参加されました。
色々な経験者からの介護体験のお話やケアマネジャーからデイサービスに通うメリットなどの参考意見が聞けました。
初めてご参加された方も、今後の参考になる話を聞けたと喜んでいらっしゃいました。
院長ミニ講座は地球温暖化と認知症との関係性という興味深い新しい話でした。
今回も認知症の知識を深めたい、対応方法について聞きたいというご意見が多かったので、次回以降も認知症について掘り下げた話が出来る会にできればと考えております。
次回は11月15日土曜日を予定しております。
ご参加のご連絡お待ちしております。
COPD患者における長期鍼治療の有効性:ランダム化比較試験
研究グループ
福島県立医科大学会津医療センター附属研究所漢方医学研究室
田附興風会医学研究所北野病院呼吸器センター
京都大学大学院医学研究科健康情報学分野
国立病院機構刀根山医療センター呼吸器内科
池岡クリニック
概要
論文掲載雑誌:「European Respiratory Journal Open Research 」(2025年5月19日)
通常治療を行っても症状が残存するCOPD患者さんを対象に通常治療と鍼治療の2群を設定して、1年間の無作為化比較試験を実施しました。
主要評価項目には患者さんの生活の質を表すSGRQを取得しました。その他、運動耐容能、呼吸機能検査、栄養評価、炎症評価を取得しました。
結果は、初期評価時点と比較して1年後では、通常治療群(20例)と比べて鍼治療群(20例)はSGRQの大幅な改善が得られました(鍼治療群 -22.8±19.0、 通常治療群は 6.8±13.5、群間回帰係数:-26.9、95%信頼区間 -35.8~-17.9)。その他の評価項目では、鍼治療群は歩行距離、労作時呼吸困難、呼吸機能、栄養、炎症、増悪頻度、予後予測評価の項目で通常治療群と比べて有意な改善を認めていました。
結論としては、息切れが残存するCOPD患者さんに対して、鍼治療は通常治療の補助治療として利用できる可能性があります。(鈴木 雅雄)
https://www.fmu.ac.jp/research/results/seika/2025/20250519-3.html
52回目のサニーカフェをクリニック3階のミーティングルームで
開催いたしました。
今回は初めてご参加で家族様複数名でのご参加が見受けられました。
日々の排泄の時の介助方法の悩みや、睡眠、日常生活のお話などをお聞きでき、
同じような経験のある方からのアドバイスをいただけました。
同席したケアマネからのアドバイスや、対応するときのコツなども聞くことが出来ました。
院長からのミニ講座では帯状疱疹のワクチンと認知症予防との関係性の最新情報を
お話いただきました。
まだまだ認知症の知識を深めたいというご意見が多かったので、次回以降
もミニ講座を継続したいと思います。
今回で50回目を迎えたサニーカフェはクリニック3階のミーティングルームで
開催いたしました。
今回も初めてのご参加の方も多く、ご家族の現状や生活環境など
お話頂きました。皆様、認知症の家族と暮らすコツや対応の仕方について
情報を共有し、共感されたり感心されていました。
複数回ご参加いただいている方からも日々の変化についてや、
以前は話切れなかった事などをお話いただきました。
院長ミニ講座では、認知症の方のイライラや問題行動を減らすポイントのお話がありました。
参加者様からは、次回も参加希望のお言葉やもう少し時間を長くして欲しい
認知症にならない対策、改善策を教えて欲しい、などのご意見もいただき、
カフェ開催の意義を感じました。
クリニック1階プリシジョンスタジオにてサニーカフェを開催致しました。
今回は、介護保険やご自身の認知症について疑問がある方にもご参加いただき
認知症の介護をされている方とテーブルに分けてお話いただきました。
認知症介護が始まったばかりの方も参加され、現在困っていることなどを
お話いただいたりご自身の認知症への不安などをお話頂きました。
池岡院長からは糖の摂りすぎによる悪影響や新しい認知症薬と治療の話など
医学的な話をしてもらい、池岡ケアプランセンターのケアマネジャーからは
介護保険についての話が聞けました。
地域に根付き、貢献できるカフェ、そして介護される方のリフレッシュの場と
なれるようサニーカフェは今後も色々な方の心の拠り所を目指して
開催を継続していきます。
どうぞ今後もご参加下さいますようお願いいたします。