うんっ?昨日の夕刊を見出しを眺めたら(遅すぎる)、「脱白衣」とでっかい活字で1面に書いてあって、最近小児科、心療内科を中心に白衣を着ないで診療するところが増えてきたと書いてあった。
遅すぎるぜ!そんなん10年前からやってるよ!(といいながらも正確には覚えていない、7,8年前は間違いないな)。白衣は大人にも子供にも威圧感、恐怖感を与える。毎日洗濯しないので実は不潔、とかが理由である。
典型的なドクタースタイル、ネクタイを締め、時計をして、長い白衣を着るというのは実はかなり衛生上問題があり、ネクタイや時計は細菌の温床になっていることが指摘されている。襟のないTシャツ、時計無し、半パンという、僕の夏のプライベートスタイルが一番衛生的だ。できれば年中こういうスタイルでしたい。
以前アキレス腱を切って手術をしたとき、1ヶ月ほどギプスを巻くために半ズボンで外来をしていたのだが、みんな予想外に全く普通の反応でこちらの気が抜けた。こういう人だともう思われているのかもしれない。
こういったスタイルもそうだが、以前からやっていることは案外明確な理由がなく、慣習だけで続いていることが多い。大事なポイントを再検証すると全くちがう結果が出てくることが医学の臨床でもよくある。注射の際アルコールで消毒しなくても、一般の人は感染の危険性は全く無いということも最近指摘された。
といってもアルコールで拭かないでやったりするときっと問題になるな。脱白衣の診察もそうだが、今までと違うこと、というのに人間は抵抗を示すようにプログラミングされている。身の安全のために。今まで大丈夫だったのに何で変えないとだめなの?
でも進歩するためには変わらなくてはならない。その姿勢を忘れんようにしたい(といっても注射の前は消毒しますね・・・今はまだ)。
しかし1面トップにするようなことかな?

