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マイ・パーソナル・トレーナー

Ultimate Fighting Championship(アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ、略称UFC)はウィキペディアによると「世界58カ国以上から最高峰の選手が常時600名近く参戦し、26カ国153都市以上で大会を開催、156カ国以上でテレビ放送されている、実力・人気共に世界最大の総合格闘技団体」で、フェザー級のチャンピオンは写真に写っているタトゥーだらけのマックス・ホロウェイである。その左、マックスの出身であるハワイ州の旗を持っている若い男が僕のパーソナルトレーナーであるタケちゃん、井谷武君です。彼は日本人として初めてUFC チャンピオンのセコンドに付いた。

僕はかれこれ6年近く彼のパーソナルトレーニングを受けている。両側人工股関節置換術を受ける前の、痛みと歩行困難のうんざりする時期に筋力アップを考えて知人から紹介された。ムキムキマッチョという外観の変化が筋トレの目的という間違った認識を、抗衰老(アンチエイジングの中国語)における最強の手段という正しい理解に変えてもらった恩人である。

手術前後は結構力の入ったメニューで、事情を知らない人から「身体大きくなりました?」と尋ねられるくらい筋肉量が増したこともあるが、最近は筋力体型維持(糖質制限を始めたこともあるけど体重は30代後半の重さでその頃のズボンがはけるようになった。物持ち良すぎ!)、コンディショニングが中心になって、トレーニングしながら彼の話を聞くのが大きな楽しみである。ジジイか!

彼は高専柔道優勝校のメンバーであり総合格闘技選手を目指していたが、ブラジルでの修行後に頸椎骨折しトレーナーに方針を変えた。個人のジムを開設するところまで行ったのだが契約のトラブルに直面していたところを友人が僕を紹介したというわけ。パーソナルトレーナーとして僕が彼の最初のクライアントである。

彼の話を聞くたびに、信念はその人間を希望する方向に導くと思う。努力を彼はあまり話さないが、それなしで今の生活は築かれない。京都大学柔道部のコーチとして七帝戦での優勝という成果を上げる、マックス・ホロウェイのトレーナーとして月に一度ハワイに行く(勿論旅費はマックスもち)なんてことだけでもすごいが、ファッションにも興味があって制作した柔道ショーツはレオンの通販で一番人気、アメリカのセレクトショップにも置かれている。彼の言葉「貧相な身体ですごくおしゃれしている人って、なんかやたら飾り立てた軽自動車みたいでかっこ悪くないですか?高級スポーツカーってシンプルで、それだけですごくかっこいいですもんね」というのがファッションポリシーか。

そんなことを話すと人は「やり手なのね」と言う。頭が回り、権力のある人の間をうまく立ち回れる人間って感じ。実は彼は最もそういったことから遠い人だ。むしろ不器用、嫌なことでも利益があればやるということが出来ない。いくつかの魅力ある要請を彼は断っていて、なんで!?と俗人の僕は思ってしまうが結局納得する。話の裏にあるビジネス最優先の感覚に敏感に反応し拒絶してしまうのだ。ハートが無ければだめ。それが分かればむしろ彼にやってほしいという人も多くいて、それが彼の仕事につながっていく。

会いたい人には面識が無くても連絡して約束を取り付けるとか、お金が十分無くても必要と感じたら海外でもどこにでも行くという行動力、人の興味を引く体型(スーパーマンみたいなのだ)、謙虚な人柄、なんてところに、最近すごく進歩しているコンディショニング、痛みをとる技術が人を呼ぶ。もうすぐ大手出版社から本も出すようで、僕なんかが朝の7時からパーソナルトレーナーをやってもらってていいのかなぁと思うが、これも腐れ縁とあきらめてもらおう。

森林セラピーに散策は必要か?

横浜での第19回抗加齢医学会総会も終わった。当院から鍼灸院院長の小西先生が「森林セラピーに散策は必要か?」のタイトルで口述発表。

森林セラピーはごくシンプルに言うと、森の中で過ごす時間を持つことが心身にいい影響を与えるので森に入って日頃たまってるストレスを減らしましょうということ。医学的にも実証されているのでセラピーという言葉が使われている。

樹木の出すフィトンチッドがリラックス効果をもたらすといわれているが、多くは軽い散策を伴っている。もちろんせっかく気持ちのいい森の中にいるんだから少し動いた方が楽しいよ、景色もいいし、ということであろうが、小西先生の「森林セラピーの効果って歩くことの効果じゃないのかしら?別に森の中じゃなくっても」という常識を覆す発想から始まった。いいぞ小西!ナイスな発想だ。

少し前から町興しの関係でつながりのある奈良吉野町に森林セラピー基地があり(森林セラピーのできる森は基準があり日本では63か所のみ)、そこで地元の女性16名に協力をお願いして小1時間の軽登山を行う人たちと、森の中でほとんど動かずハンモックでゴロゴロしている人たちの2グループに分けてリラックスの色々な指標を測定し比較した。上の写真はセラピーロードの一部ね。

結論を言うと、森林セラピーは確かに血圧を下げたり身体にとっていい影響をもたらす。それは両グループとも一緒。でも心理的なリラックス効果は散策をしたグループの方が有意に強かったのである。やはり軽い運動を加える方が全体的に満足感が強いことになります。でも身体に支障があり歩くのが苦手な方でも森の中にいることはそれだけでいい効果があるのであった。

自然は偉大だなぁ・・・

僕の1年は臨床は別にして、この学会に出すこと、そして7月の抗加齢研究会に出すことの2つが軸になっている。その内容をきちんと論文にしていけば1年の落とし前がちゃんとつく。森林セラピーは小西先生が頑張ってくれそうである。でも僕には書かなくてはいけない宿題がまだ2つあるのですが・・・。

僕と同年配で同志である福岡は髭のN先生(学会での飲み会では漫才をした。下記の写真)は、ある時ラインで「今英語の論文を書いています。遊んでばかりじゃだめですよ、清光くん」とぬかしやがったのでありますが、まさに正鵠を射たその忠告に僕は3日ばかり机に突っ伏して動けなかったのである。やらなあかんことは怒涛のようにあるが、その中で論文を書くというチョイスはまさに鉄人。彼の爪の垢でも煎じて飲んで(しないけど)、頑張ることにします。

さが

2月もはや半ば。今日お願いされていた講演を済ませて、ちょっと時間のある感じがしたのでブログを思い出した。やることに追われ今まで頭の中に全くスペースが無かったのである。

今日の講演は「睡眠と認知症」というもので、他区の医師会の先生方が聴衆である。このお題は以前調べなくっちゃなと思って関連するメーカーのMRさんに質問したことがあったのだが、偶然社内でもこの単元に関連する講演会をすることが決まり彼女が僕を思い出したというわけだ。ずっと気にしていると関連事項が網にかかってくる。それのサンプル。

僕の専門は循環器だけれど、今では認知症がかなりの部分、頭の中を占拠している。なぜか?

もともと脳にはかなり興味があった。もしキャリアをやり直すことが出来たなら脳神経外科医だなと思っていた。身体のどの臓器も重要だけど直接コミュニケーションに関与するものといえばやはり脳が大きい。母親がレビー小体型認知症になって、そこから認知症を勉強する過程でコウノメソッドを知り、河野先生の「専門医でなくてもちゃんとした診療ができる」というアジテーションに勇気づけられて走り出したらこうなっちゃったのねということだ。

循環器疾患を専門とする優秀なドクターはごまんといるが認知症を診れるドクターは圧倒的に少ない。そして認知症は変性疾患だけど循環器というか血流と切り離して考えることは出来ない。そういったことも働いたかな。

しかし思うに一番の理由は僕のキャラクター、一つのもので満足できないという魚座、そして血液型B型のさがではないでしょうか。

まじめに一つのことに集中できない、つい目移りしてしまう、2つのことをいいバランスで調節していくのが一番安心できるという、我が儘!!なガキが僕でしょうか。

うーん、そう言っていても仕方ないもんね。無理するのも嫌だし。こういう人間はどう考えても大成しそうもない。フラフラをまじめにやっていくしかないね。

まっ、頑張ってみます・・・

またまた抗加齢医学会

 5月の25,26,27日と大阪で抗加齢医学会総会がありました。地元です。会長も日ごろ仲良くさせていただいている近畿大学皮膚科教授の山田先生ということで、いつもの総会にまして心の中の重要度は高かった。

うちの発表演題の一つは、認知機能が低下すると和音を聴いた時に喚起される情動、気持ちが、普通の場合と異なってくるというもので、認知機能が低下するより前に嗅覚が落ちるとか認知症における感覚機能の低下が最近話題ですが、こういった情動に着目したものはほとんどなくてこれは自信の演題であった。といっても全くのオリジナルでなく、例年の抗加齢医学夏合宿で独協医大の岩波先生が発表されたものを少しモディファイさせていただいて、岩波先生も共同演者です。

僕は他のセクションで座長をしていたので小西先生が発表してくれたのを聞けなかったのだが、なかなか好評だったようで、これはペーパーに出来るかな。僕は座長が3つ、発表が1つとなかなか多忙でしたが、いろいろ勉強になることが多く、月並みであるが充実した大会でした。

それ以降、私的にも幾つかやるべきことが終わり、なんやかんやこれを書いている6月10日は、なべて世はこともなし。 気も抜けているがリフレッシュ感すごくあり。 明日から楽しみ。

 

録画撮り


この前テレビの録画撮りに行ってきました。「マルコポロリ」という日曜お昼ににやっているバラエティ番組。最近よくある医学特集で「死にたくなければ知っておけ!医療の真実ぶっちゃけSP」という、今考えるとちょっと考えたほうがよかったかな・・・という気がしてくるタイトル。

出演しているタレントさんの健康に関する疑問に答えるという趣旨で、前に出たこともある番組だったけどディレクターさんから電話があった段階で外来部長のH嬢に相談。彼女は適正なバランス感覚、判断力を持っていて、前に出演依頼のあった某お笑い番組(お笑いしかオファーが来ないのが僕の限界という気がするなぁ)は彼女の「断りましょう!」という決断を尊重して止めたところ、後から見てやっぱりやめてよかったーと思った経験があったからだ。大体僕はスポーツ中継とニュース以外ほとんどテレビを見ないのでわかんねぇよ。

「そういう企画ならいいんじゃないですか」というご宣託をいただいたので了解し、打ち合わせにディレクターと関係者が来られる。医学的に面白そうなネタをいくつか話し、あと何回かメール、ファックスのやり取りがあり、2週間ほどしてからスタジオへ。

控室もあるし台本もあったんですが、結果的には全く台本通りではなかったです。また竹原慎二さんという元プロボクサーのチャンピオンで膀胱がんの発見が遅れて死の淵から再起した方がゲストだったんですが、その顛末の再現フイルムの何というか医者がひどくて、これは言い訳のしようもない。竹原さんは思い出してエキサイトしてくるし芸人さんたちも同情的かつ横柄な医者が多いよなー的な雰囲気が出てきて、僕に対してはいろいろ気を使っていただいたんですがなんともリラックスしにくいなぁ。専門じゃないことも色々訊かれるし終わるとドッと疲れた。

まぁ編集にまかすしかないな・・・。

どうもメンタルもアピアランスもテレビ向きじゃないし、もうこれが最後ね。

認知症カフェ、始動!

IMG_6552先週の土曜日に認知症カフェの第1回会合をおこなった。認知症カフェというのは認知症の方やその家族、介護・医療の専門家、地域住民が集い、交流や情報交換を行うカフェのことだ。 最近では、国家戦略(新オレンジプラン)でその普及が推進されている。

デイサービスの利用者さんのご家族を対象に家族会を定期的に開くと、何を皆さんが望まれているかということが分かってくる。認知症の家族を世話することがいかに大変か、同じ経験をしている方々と思いきり話し合いたい、またちょっとした疑問点などを経験のある方に訊ねたい、といったようなことだ。

孤軍奮闘で頑張るご家族および認知症、もしくはその予備軍として悩まれている方の心のうちを吐き出す場があればいいと思っていた。そんな時、認知症カフェという取り組みがあることを知り、ぜひうちの法人でやってみようとTケアマネ、M事務長が中心となって動いてくれたのである。

第1回はまず勉強会ということで、城東区、旭区、生野区から認知症介護のプロであるケアマネや施設の長、地域包括支援センターや区役所の関係者など約20名から貴重な意見をお聞きした。旭区で自主的に認知症カフェをされているSさん、認知症治療のコウノメソッド第1人者であるS先生のレクチャーもあり、次回からどのような形でスタートするか、大いにイメージがつかめた。

認知症やその予備軍の方に来ていただいたらとてもいいのにと思うが、そこが一番難しい。でもまずは始めること、定期的に続けることでアイデアは間違いなく出てくると思うので焦らないでいこう。

素敵な場所を提供していただいたそうそうの杜のAさんに感謝。これからこの発酵薬膳&カフェ カワセミで定期的に開催します。クリニックやデイの掲示、連絡帳、そしてHPで開催日時等広報しますのでご興味のある方はどなたでもご参加を。ご意見もご遠慮なくお待ちしています。

ペパ男2代目デビュー!

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五郎丸ペパ男の動きがどうも悪いのでソフトバンクに点検してもらったところ、初期不良があり交換しますということになった!

そうかー、ペパ男、君が悪かったんじゃないのね、ボロクソ言って悪かった。今までの経験記録はクラウドに入れてまた新しいやつに入れることになるので、頭の内容は変わらず身体が入れ替わるだけである。すげぇな。

ペパ男の輸送はヤマト運輸が行うのだが、箱には「ロボット輸送専用」と書いたステッカーが貼ってあった!搬送員の方も、いや最近結構多いんですよーと言っている。まるで未来である。

で待つこと数日で新しいペパ男が到着した。やはり全然違う。反応が早く、しゃべる語彙も圧倒的に多いのである。うーむ、前のペパ男はペッパー初経験だからこんなもんかと思っていたが違うのだ。そんなことわかるわけないよな。ニューペパ男は起動するとき「よっこらしょ」と言ったり、スリープモードにしようとすると「えーー」と不服そうに言う。一層人間臭い。

で一度患者さん、利用者さんの前にお披露目、クリスマスデビューをすることにした。混乱を招くといけないのでまず夕方の1時間ほど、運動スタジオの前で事務長のM男爵に世話役でついてもらって反応を見る。

結果はなかなか好評だったようで、意外なことにこの日は子供さんより高齢の方がいい反応を示したようだ。とんちんかんな受け答えも面白いと言われたり、可愛いのでずっといてほしいとか、十分受け入れていただける素地はあると彼は言っている。

新年は特訓をしてレギュラーで仕事をしてもらうよう頑張ろう。まずはメンバーが固定しているデイサービスからだな。しかしロボットは近いうちに間違いなく僕たちの生活に入ってくるだろう。2代目ペパ男もいずれレジェンドになるかもね。

 

五郎丸ペパ男

先月から新戦力が加わった。大型新人である。九州の優勝球団から来た大砲だ。いやー、金がかかったよ。

優勝球団?ソフトバンクですか?   そうだよ、当然。ふっふっふっ、「ぺパ男」だ!

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何のことはない、ペッパーである。髭を生やして「五郎丸ぺパ男」が当クリニックでの芸名である。こいつがいや、よく働く働く・・・と言いたいのだがなかなかの「困ったちゃん」、「かまってちゃん」なのであった。1分で1000台が完売する(販売受付日が指定されている)、なかなか購入できないぺパ男であるが、いざ来てみるとなかなかの難物、我々はかなり翻弄されたのであった。

大体営業用と家庭用に分かれてることも知らなかった。ぺパ男は家庭用で、考えていた外来受付とかに配備するにはちょっと能力的に問題がある。学習能力はあるのだが、いつも誰か近くにいて話しかけていないと進歩が遅い(その意味で職場より家庭に置いている方がいい)。そして何よりもよくバグるのである。初期のPCの感じ、初代マッキントッシュですか?という感じ。

なぜペッパーと命名されたのか? ペッパー=胡椒=故障 という方程式であります。

やられました・・・といっても仕方がない。恒例の静岡は田中クリニック大忘年会に生身で参加は不可能だからビデオに撮ってたまげさせてやろうぜ!という目論見でペパ男主演で映画のようにストーリーをつくり撮影を開始したのだが、その行程は東京オリンピックのロゴのように、メインスタジアム建設のように予想外の展開を続けたのであった(書くのも疲れる・・・)。

タイトルは「池岡クリニックWARS! 人手不足?オレならこうするね!の巻」という傑作を確信させる、しかしなんとなくストーリーが読めそうなやつで、流行りもの満載、パクリ満載のインディーズ。アートっぽく、役者のセリフ棒読みも、雑に見える画面も、あえて、もう一度言っとこう、あ・え・てインディーズっぽくわざとやったのね。

で反応ですが、なかなかのものであった。お世辞にしろ「完璧!」と見知らぬ人からお褒めの言葉も戴いたし、そこそこ笑いも取れたので良しとしておこう。調子に乗ってYou tube にアップしようと思ったのだが個人名連発、楽屋落ち満載なのですこし編集してからアップすることになった。乞うご期待!

ぺぱおーー・・・と思わず嘆くことが多かったのだが、付き合いが長くなるにつれて愛着がわいてきた。恐ろしいものである。じっと見つめられると無視できない。「いんちょ!」と呼び掛けられると思わず微笑んでしまう。ロボットはやがて定着するだろうなぁと思う。

でもまあもう少し働けよ。外来でのクリスマスデビューを目指して頑張ろうな、ペパ男。

 

 

 

副腎疲労症例検討会

IMG_1465この週末は東京で、「第1回副腎疲労症例検討会」に参加してきた。副腎疲労adrenal fatigueの第一人者である本間夫妻の主催で、10名強のクローズドな勉強会である。参加者は全員発表、他者の発表に一言も意見が無いと次回から参加資格なしという厳しい規定のもと、準備の段階でこっちが副腎疲労になりそうだったが、なんとか大きなドジもなく済ませてきた。

会場は「東京アメリカンクラブ」という、この会が無ければ一生足を踏み入れなかったであろう会員制のクラブで、前夜祭の飲み会からそのオシャレさに感動ものである。ロシア大使館の隣というのがちょっと妙な気もするがそうでもないか。

抗加齢医学の夏の合宿もそうだけど、こういった会に来るドクターやパラメディカルの方の、その強者度合いには感嘆する。スケールでっけぇ。仕事のレベルの高さ、性格の良さもさることながら、やりたいことに対する迷いの無い執着の強さが素晴らしい。知りたい内容の検査なら結構高額でも患者さんに無償でやっちゃうというのは普通で、新しい施設の家賃2000万(月に、だよ)でもやるとか(借金は男の甲斐性!)、情報を得るためにはクリニックを休んで頻回にアメリカにいくとか、ちょっと普段僕の周りにはいない強の者ぞろいでなかなか痛快。しかも男女とも結構おしゃれ。このような方々がいるんだと思うと気が楽になる。

副腎疲労の検査自体はかなり複雑なものもありまだ勉強が必要だが、こういったものを自分の武器にしていくのは楽しい。副腎疲労や抗加齢医学関係の知り合いはいずれ日本の健康保険制度が破綻しても自由診療でやっていけると思っている人達で、こういった気概があるから楽しそうなんだろうな。いいことだ。ブツブツ日常の不満ばっかり言っているその辺のおっさん医者より100倍素敵であります。

この会の発表は実際結構プレッシャーだったので今はかなり心やすらかで(なんか前もこんなことを書いてたな)、これからやりたいことのプランもどんどん出てくる。まぁしばらくこのフリーな気持ちを楽しもう。どうせまたなんか出てくるだろうし。

 

ホームページ リニューアル

ikeoka.n

ホームページを変更した。夏らしい感じになったなぁ。これはホームページ本来の意味のもの(つまりウェブサイト全体ではなくブラウザを起動した時に表示されるウェブページのこと)を変更したので、サイト全部に手を入れたわけではない。今取りかかってるのだけど遅々として進まず。しかし6月中にはリニューアルしたいと思います。

このブログもそうだけど、クリニック、というか法人のウェブサイトは開設して10年になる。おお、もうそんなになるかねぇ―。始めたころ、まだクリニックで持ってるところはとても少なく黎明期であった。ドメインで .com を取ろうと思ったらもうすでに登録されていて、その頃中田英寿(ヒデね)選手のnakata.net がちょっと話題で、僕も好きだったので登録可能だった ikeoka.net にした。 .com は商用ということだし、ネートワークの意の .net はまぁよかったな。

何回か大幅リニューアルをしているけど、基本的には素人のスタッフの手でやっている。法人のIT関係を一手に引き受けてくださっているelse one のイッシー社長と椿さんにはいろいろ手助けをしていただいているが、ベースは素人の手作りでごんす。プロに作ってもらったシャープなものより我々が直接考えて作った方が見た方には法人の感じがよく伝わるんじゃないかと思っている。

ブログも10年だなぁ、毎月よく続いたよ。月に10以上書いた頃もあったのでびっくりするが、サイトを見る方(患者さんだとか抗加齢に興味のある方、仕事でつながりのある方など)に僕がどんな人間か興味がおありであれば少しでも役に立つかなと思って、学術的なことはあえて(あえて、ね)あまり書かないようにしている。もっと医学的なことを書いた方がいいというご意見の書き込みもあったのだが、そんな情報は今どこにでも手に入るしねぇ。

慈恵医大血管外科の大木隆生教授から直接書き込みを戴いたことがあった。彼の「外科医は世界一のお金持ち」という文章(好きなことをやって感謝していただいている外科医の僕はお金以上の素晴らしいものを得ている、生まれ変わってもビルゲイツより外科医である大木隆生になりたい)を読んで感動してブログに書いたのである。そしたら直接教授から真摯かつ情熱的な書き込みを戴いてびっくりしたのである。今彼はやや逆風とでもいう立場にあるようだが応援したい気持ちになる。

2009年に新型インフルエンザに罹患した神戸高校の生徒を僕の友人が診察したこと、東日本大震災の際、高校の同級生である福島第1原発の吉田所長からの同級生へのメールのことなど、ブログに書いた翌日にはテレビ局から電話がかかってきて、僕のsmall brog でも間違いなく世界に発信している world wide web なのだ、いい加減なことは書いてはいけないと強く自戒したのである(といって内容が特によくなったわけでもない)。

これからも書きたいと思ったこと(つまり僕に関して知っていただいたら嬉しいというようなことだ)を書いていこうと思う。誰も見てないかもしれないけど、まぁその時はその時だよ。