カワイイッ!って言われたい

 ある雑誌をパラパラとめくっていると、今度大阪大学の学長となった鷲田清一氏の短いインタビューが載っていた。彼は経営感覚(最近国立大学を運営するにはこれが必要なのだ)には興味がないが松下幸之助氏のある言葉が好きらしい。

 「可愛げ、運が強そう、後姿」これらは成功する人に共通する3つの資質だそうで、すき間があってもろそうで、周りの人を能動的にするからだそうだ。

 へー、成功する人というより魅力ある人の因子のようで、まあそういう人は成功するからかな。彼は「明るくお茶目でいたい」とも言っているが、60歳近くでヨウジヤマモトの斬新なジャケットを着て、確かに彼個人はとても魅力ある人のようである。

 よく可愛いおばあさんになりたいと言う言葉を女性から聞くが、男性から可愛くなりたいというのはまあ聞かんな。でも実はこれはプロエイジング(最近アンチエイジングという言葉は生理的な加齢に反抗するようなネガティブなイメージがあり、自分らしく充実して年をとることの意味のこの言葉を使う人が増えています。造語のようで「プロ」の意味が良くわからん。出所は聖路加病院の日野原重明先生のようです)の切り札ではないかとひそかに僕は思っているのですが。そこらへん、やはり女性のほうが生存能力が高そうですね。

 可愛い気って、演出して絶対出来ない。偽者はとても見破られやすいので、カワイイッて言われるのってすごくかっこいいー特に年齢がいっているとーことだと思います。

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まっ、こういう人です

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