僕のシェールガス革命

ダンベル

最近の個人的ホットトピックは筋トレを始めた事である。しかもパーソナルトレーナーについてもらって。

友人の紹介でやってきたはなかなか個性的な経歴の持ち主で、柔道から総合格闘技に興味が移っていくうちに大怪我を経験し、今は健康な人とともに障害を抱えた人(オレもだな)のトレーニングに興味を持って実行している。京都大学柔道部のコーチでもある。ぱっと見、筋肉の固まりが歩いているようにしか見えんが、知的興味の高い、向上心、行動力ともずば抜けた魅力的な若者である。

筋トレは誤解されている。いまだに筋トレと言うと、マッチョな、不純な目的で外観を鍛えてるんですか?みたいな反応をする人がいるが時代錯誤も甚だしい。高齢者も有酸素運動とともに筋トレをする事が必要と米国医学会で推奨されているが、筋肉がどんどん減少していく高齢者ほど適度な筋肉トレーニングは必須なのである。世界の常識である。

今まで筋トレもどき(腕立て伏せとか、スクワットとか)をある程度はやっていた。しかし教えてもらって分かったのだが、やはり自己流は危ないね。コーチは筋肉トレーニングをして故障することの愚を説く。それはやり方が間違っているのだと。彼の指示通りやっていると筋肉痛はあるが変な痛みはない。これが継続への力となる。

そしてわかったのだが、こういったトレーニングはフィジカルとともにメンタルに効くのである。スゲー効く。前から落ち込みは少ない方であり齢を重ねるとともにメンタルコントロールの技術も向上してきたのだが(日本人は何もしないと自然に負のスパイラルに傾いていく性向があるように思う)、最近ポジティブへの指向性は著しく、精神につっかい棒が2,3本付いたようである。

ということで、筋肉トレーニングは僕にとって鉱脈、水脈を見つけたようなものだ。最近だとシェールオイルか。以前音楽について考えていた時、キップ・ハンラハンの音楽を好きな限り老けることは無いような気がすると思ったが、正しい(ここが大事だ!)筋トレも同じ、続けている限り精神肉体はみっともなく老いさらばえることはないと信じる。あと20年はやるね。

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