ミュージック・イズ・オン!

 僕はめったに不眠にはならない。友人と旅行なんかすると、グループの誰かは必ず不眠傾向ありで、睡眠導入剤の経験も結構あったりする人が多い。以前は僕も習慣的にアルコールが無いと眠れないかなと思っていたのだが、今ではそれも誤解ということがわかり、むしろたまにアルコールが入ると寝付きにくい。どちらか言うと常に早くベッドに入って眠りたいと考えながら動いているのである。おお、能天気な僕。

 しかしそんな僕でも寝付けない、いや寝たくない夜があるのである。数ヶ月に一度、何か感情の帳尻が合わず、端数の処理に困る夜。で、そんな夜は何をするか?

 好きなCDをかけ(しかも大概、曲限定)、好きな気楽な本を読み(自分の波長にぴったりあった文章)、酒をやたら飲む。この時はかなりの量を飲み、気分が悪くなる3mm手前で寝る。

 で昨晩は何を聴いたかというと、
CCR:飽きない。Mid night specialを聴いてご機嫌にならない人がこの世にいるのだろうか?でも1番好きなのはBorn on the bayou。前奏を聴いただけで土と乾いた風の匂いがむっと立ち込める。
Chicago:なんといってもファーストアルバム。だいたいこれしか持ってない。僕の音楽嗜好の大きな部分を決めたIntroductionは・・・飽きない。
急に変わって桑田啓祐のソロと、サザンオールスターズの何枚か:桑田啓祐はバラードよりも厭世的な歌詞を散りばめたアップテンポの曲の方が本領のような気がする。でも久しぶりに聴いた「真夏の果実」はあまりの美しさにびっくり。
桑名正博、下田逸郎:こういう時の定番。心より愛している。「夜の海」とか「泣くかもしれない」とか、どうしたらこんな曲が書けるのだろう。

 最後は大概日本的な湿った世界に行ってしまう。

 でも翌朝起きたらすっきりだ!これを書いている今、散らばっていた昨日のCDをかけているのだが、なにか響きの深さが違う。

 音楽は耳にでなく心に向かってかかれているから当然か。

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ジョン・フォガティの音楽は最近のも全く一緒だ

 

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