ラブコメ人生

 朝、通勤時間に何を聴くか?なんとなくその日の調子を占うような、ドキドキする選択の時(そうでもないか)、今日はビーチボーイズでした。いや、朝日のさす夏の朝にこれほどふさわしい音楽はありません。

 僕が音楽を聴きまくっていた10代20代はレコードの時代でした。LPです。それがCDに代わって、その頃聴いていた音楽が再び聴けるようになった。で思うんですが、昔好きだった音楽は今でも絶対好きだし、その頃あんまりねーと思っていたやつは、やっぱりもひとつという気がします。

 ところが、今のところ唯一の例外がこのビーチボーイズです。昔はぜーんぜんいいと思わなかった。もひとつ特徴の無い白人の男の子達が歌うノーてんきなサーフミュージックは、結構ハイブロウな芸術嗜好性を持った(生涯最も先鋭的な芸術的感性を示したのは高校時代の気がします。後はひたすら降下中)当時の私には全く響かなかったのです。全くかすらなかった。

 しかしだなー、50代になって突然目覚めた。なんと素晴らしく、美しい音楽であろうか。

 これは年齢から来る人生の眺め方の変化が影響しているのではなかろうか?・・・僕の理想とする生活はラブコメです。昔のアメリカのホームドラマのボーイ・ミーツ・ガール的ラブコメディ。人生がそんな風に過ぎるのが理想です。つまらないことで大騒ぎして、でも最後は結局ハッピーエンド。

 能天気と思うでしょう?それが正常の反応ですが、この結論には血と汗と涙が必要だった事をわかって欲しい。わかる人にしかわからんだろうが。

 で、僕はモンキーズとか、このビーチボーイズとか、人生の時間の楽しい美しい部分を多く歌ったバンドが大好きなのです。

 これからの季節はこういったグループの音楽が似合う。めざすぞ!リアル・ラブコメ!

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タツローの歌うやつはどういうわけか昔から好きでした

 

 

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