同じ釜の飯を食う

囲む会

昨日は久しぶりに飲んだ。お世話になった医局の前教授を囲んで昔話でもしましょうという Non productive な会合に看護師さんも含めて40人近くが集まり(全部呼ぶとキリがないのである程度学年を区切った)、なんというか昔の医局旅行の宴会のようであった。

今は医局旅行はなく、週に1度行われていた医局会も存在せず、連絡ツールは主にメールということらしい。

デジタル。

僕が医局にいた頃のイメージはクラブの合宿のようなものである。又は昔の青春映画みたいな。強くなりつつあるところで、やる気のあるのも無いのも若い奴がゴロゴロとしていて、お目付け役の上級生や顧問の先生がいて、とりあえず競争心もあってかつ仲間意識も高くってと、昔話はつい美しくなってしまうがとても楽しい時間を過ごした。試験の夢なんかは見ないが、教授回診や病棟で働いている夢は今でも時々見る。

何十年ぶりという人も結構いたのだが、去年会ったと言っても違和感がないくらいだ。これが「同じ釜の飯を食った」という底力だろう。昔の方が時代がよかったとか言うつもりは全くない。ただこの集まった人たちは、二度とない本当に輝ける素晴らしい時間を一緒に過ごしたのだと思った。

 

 

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