ジャガーを見て死ね!

stones

奇跡を見た。

何がって、ローリングストーンズ、14 on fireツアー の最終公演を東京で見たのだ。やーい、ざまぁみろー、なんでって僕と一緒に見た骨の髄からのロックファン R作君が今まで見たロックコンサートで一番よかったと言うくらいのもんだったからだ。

ミック・ジャガーは想像以上に若かった。10代の体つきで動く動く、2時間半ステージの上を走り回る。キースもロンも、チャーリー・ワッツ(73歳)でさえも年齢には見えず、今まで知っていたストーンズの昔の映像そのままロッカー。ミック・テイラーがゲストで出てきたが、でっぷり太って昔の美青年の面影まるでなく、ロッカーはやっぱり太っちゃだめだな、そして現役を続けていないとだめだ、と思う。

老若男女、多国籍の観客はもちろん1曲目からほぼ総立ちだったが、個人的には「無情の世界」を聴けたのが嬉しい。ポールのコンサートでアビーロード・メドレーを聴いた時と同じ、信じられない、あの曲が生で・・・。日本人のコーラスがあの荘厳な合唱を再現してくれたのも感激した。あと「悪魔を哀れむ歌」か。舞台が炎で真っ赤になって前奏が1秒始まっただけで、観客はみんな「フー、フー」と叫んでいたのであった。

いやー、中だるみ無く2時間半のコンサートは終わり、やや虚脱して東京ドームの風圧の高い出口から吹っ飛ばされるように外に出た我々は、ビッグ3のビートルズ、ストーンズを制覇した後、最後の砦ボブ・ディランの大阪コンサートに行くかどうか相談していたのである(結果は見えている)。

18 till I die (死ぬまで18歳)を地でいっている現物を見てしまって少し変わった。まだ消化出来ないけどストーンズは効くぞ!

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