Think different

 今日は城東区の健康祭りがありました。医師会もブースを出しており(まるで他人事みたいですが僕が責任者です)「タバコと肥満をぶっ飛ばせ!」というスローガンのもと、喫煙有害物質である呼気1酸化炭素分析と、あなたの食べた1食分のカロリー、栄養素を分析してご指導いたしますというのをやりました。あっ、それと恒例の健康相談も。たくさんの方に訪れていただき本当に有難うございました。

 で、僕は人の流れを見て思ったのですが、みんな、本当に他人に影響されるのね。あの人が行くからとか、ここはみんなが来てないから行かないとか、あまり自主性がない。なんというか他人任せという気がしました。

 僕の尊敬する内田樹先生のブログに、日本の教育問題に関する卓越した意見が載っています。少し長いですが再録。

 それは「上からの斉一的な教育改革」という発想そのものが教育を破壊するという事実である。
考えてみればわかる。
「理想のたこ焼き」というものをつくり出したいとする。
あなたならどうします。
「理想的なたこ焼きレシピ」を衆知を集めて作成し、「理想的なたこ焼きマシン」を作成して、全国のたこ焼き屋に配布し、それ以外のたこ焼き作成を禁じ、全国津々浦々どこでも「同じ味のたこ焼き」が食べられるようになれば、それで日本の食文化の水準が上がったと誇らしげに言う人間がいるだろうか。
いるはずがない。
あらゆるところでレシピが違い、道具が違い、焼き加減が違い、トッピングが違い、値段が違い・・・という「でたらめさ」がたこ焼きの質的向上と不断のイノベーションを可能にしているということに誰でも気がつく。
どうして「たこ焼き」については「理想の単一のたこ焼き工程など存在しない」ということを国民のみなさんはにこやかにお認めになるのに、「人間」については、同じことをお認め頂けないのか?
私にはその理路がわからない。
人間もたこ焼きも一緒である。
「教育はどうすればもっとよくなるのか」という創意工夫を自分の責任において引き受ける人の数が増えれば増えるほど教育は「よくなる」。
当たり前のことである。
「ありうべき教育」がどのようなものであるかは「こちら」で決めるから、教師たちはそれに従うように、という教育行政のあり方そのものが教育をダメにするのである。

 他人任せは止めて自分で考えよということである。俺は俺の道を行く。日本においてはこれは困難な道を選ぶという意味合いになる。Think different.でもこれは正しいのだ、と思う。

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だよなー

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