月別アーカイブ: 2015年6月

Cool 大阪

大阪

週刊文春をぱらぱらめくっていると「大阪人のビジネス気質」という記事が目に入った。辻野晃一郎氏のビジネスコラムなのだが、NHK BSで10年続く「Cool Japn 発掘!かっこいいニッポン」の100回記念番組でのアンケートの結果について面白いことが書いてある。

外国人100人に訊いた、今まで番組で取り上げたものの中でクールだと思ったものに投票してもらったものだが、ベスト20は・・・

1位「洗浄器付き便座」  2位「お花見」  3位「100円ショップ」  4位「花火」  5位「食品サンプル」  6位「おにぎり」  7位「カプセルホテル」  8位「盆踊り」  9位「紅葉狩り」  10位「新幹線」  11位「居酒屋」  12位「富士登山」  13位「大阪人の気質」  14位「スーパー銭湯」  15位「自動販売機」  16位「立体駐車場」  17位「ICカード乗車券」  18位「ニッカボッカ」  19位「神前挙式」  20位「マンガ喫茶」

順当な結果の中、思わず目をこすりたくなる記述が13位に!!

こんなことも書かれています。 「大阪人はワタシたちがイメージしている日本人と違う」 

外国人が、街を歩く大阪人に突然葵の印籠を見せて「コノインロウガ メニハイラヌカ!?」とたどたどしい日本語で言う。 『水戸黄門』です。
呆れたことに、いえ、驚くことに印籠を尽きつけられた大阪人は九割近い人が「ははあ~」と言いながらひれ伏す真似をしました。

歩いている人の前で突然、バナナを取り出し「ハイ モシモシ チョットマッテクダサイ」と言い、相手に「デンワデス」とバナナを差し出す。これまたほとんどの大阪人は当然のようにバナナを受け取り、「はい、もしもし」と耳に当てすぐに「バナナやないかい!」と外国人に突っ込みました。

 

じょうしきじゃん。

私にとって「ああそうやろねー、僕も多分するね」となんら違和感がないですが、東京ではありえないそうです、へーーー。 で、これはクールだそうです。カッコいいと。

僕のクリニックでは静岡のクリニックとスタッフの交換留学(といっても数日見学するだけだが)をしている。で静岡から来た看護師さんが「どこから来たん?とか患者さんからすごく声をかけられてびっくりしました」と感想を述べていた。うちのスタッフは、「静岡では待合室がすごく静かで、皆さん混んでいてもおとなしくお待ちになってるのでびっくりしました」と述べる。

大阪はラテン系か?前テレビで、日本の3大都市はどこ?というクイズに、大阪の若い女の子が「えーー、東京?大阪?・・・難波?」と答えたのがあって、思わず感動したのだが、考えてみりゃクールだな、これも。

今まで京阪神の中で大阪というのは大都会でありながらなんとなく恥ずかしいポジションという感じ(京都の人に大阪ですか?というととても怒る。京都伝統、神戸洗練、大阪ダセー)が若干無きにしも非ずだったのですが、クールジャパン13位!でっせ。大いばりでいこう。 まぁ僕も大阪出身とはいえ今では西宮にすんでる期間の方が長い、まぁなに?神戸っ子?ですけどね、ホホホホ。

 

 

ホームページ リニューアル

ikeoka.n

ホームページを変更した。夏らしい感じになったなぁ。これはホームページ本来の意味のもの(つまりウェブサイト全体ではなくブラウザを起動した時に表示されるウェブページのこと)を変更したので、サイト全部に手を入れたわけではない。今取りかかってるのだけど遅々として進まず。しかし6月中にはリニューアルしたいと思います。

このブログもそうだけど、クリニック、というか法人のウェブサイトは開設して10年になる。おお、もうそんなになるかねぇ―。始めたころ、まだクリニックで持ってるところはとても少なく黎明期であった。ドメインで .com を取ろうと思ったらもうすでに登録されていて、その頃中田英寿(ヒデね)選手のnakata.net がちょっと話題で、僕も好きだったので登録可能だった ikeoka.net にした。 .com は商用ということだし、ネートワークの意の .net はまぁよかったな。

何回か大幅リニューアルをしているけど、基本的には素人のスタッフの手でやっている。法人のIT関係を一手に引き受けてくださっているelse one のイッシー社長と椿さんにはいろいろ手助けをしていただいているが、ベースは素人の手作りでごんす。プロに作ってもらったシャープなものより我々が直接考えて作った方が見た方には法人の感じがよく伝わるんじゃないかと思っている。

ブログも10年だなぁ、毎月よく続いたよ。月に10以上書いた頃もあったのでびっくりするが、サイトを見る方(患者さんだとか抗加齢に興味のある方、仕事でつながりのある方など)に僕がどんな人間か興味がおありであれば少しでも役に立つかなと思って、学術的なことはあえて(あえて、ね)あまり書かないようにしている。もっと医学的なことを書いた方がいいというご意見の書き込みもあったのだが、そんな情報は今どこにでも手に入るしねぇ。

慈恵医大血管外科の大木隆生教授から直接書き込みを戴いたことがあった。彼の「外科医は世界一のお金持ち」という文章(好きなことをやって感謝していただいている外科医の僕はお金以上の素晴らしいものを得ている、生まれ変わってもビルゲイツより外科医である大木隆生になりたい)を読んで感動してブログに書いたのである。そしたら直接教授から真摯かつ情熱的な書き込みを戴いてびっくりしたのである。今彼はやや逆風とでもいう立場にあるようだが応援したい気持ちになる。

2009年に新型インフルエンザに罹患した神戸高校の生徒を僕の友人が診察したこと、東日本大震災の際、高校の同級生である福島第1原発の吉田所長からの同級生へのメールのことなど、ブログに書いた翌日にはテレビ局から電話がかかってきて、僕のsmall brog でも間違いなく世界に発信している world wide web なのだ、いい加減なことは書いてはいけないと強く自戒したのである(といって内容が特によくなったわけでもない)。

これからも書きたいと思ったこと(つまり僕に関して知っていただいたら嬉しいというようなことだ)を書いていこうと思う。誰も見てないかもしれないけど、まぁその時はその時だよ。