週刊文春をぱらぱらめくっていると「大阪人のビジネス気質」という記事が目に入った。辻野晃一郎氏のビジネスコラムなのだが、NHK BSで10年続く「Cool Japn 発掘!かっこいいニッポン」の100回記念番組でのアンケートの結果について面白いことが書いてある。
外国人100人に訊いた、今まで番組で取り上げたものの中でクールだと思ったものに投票してもらったものだが、ベスト20は・・・
1位「洗浄器付き便座」 2位「お花見」 3位「100円ショップ」 4位「花火」 5位「食品サンプル」 6位「おにぎり」 7位「カプセルホテル」 8位「盆踊り」 9位「紅葉狩り」 10位「新幹線」 11位「居酒屋」 12位「富士登山」 13位「大阪人の気質」 14位「スーパー銭湯」 15位「自動販売機」 16位「立体駐車場」 17位「ICカード乗車券」 18位「ニッカボッカ」 19位「神前挙式」 20位「マンガ喫茶」
順当な結果の中、思わず目をこすりたくなる記述が13位に!!
こんなことも書かれています。 「大阪人はワタシたちがイメージしている日本人と違う」
外国人が、街を歩く大阪人に突然葵の印籠を見せて「コノインロウガ メニハイラヌカ!?」とたどたどしい日本語で言う。 『水戸黄門』です。
呆れたことに、いえ、驚くことに印籠を尽きつけられた大阪人は九割近い人が「ははあ~」と言いながらひれ伏す真似をしました。
歩いている人の前で突然、バナナを取り出し「ハイ モシモシ チョットマッテクダサイ」と言い、相手に「デンワデス」とバナナを差し出す。これまたほとんどの大阪人は当然のようにバナナを受け取り、「はい、もしもし」と耳に当てすぐに「バナナやないかい!」と外国人に突っ込みました。
じょうしきじゃん。
私にとって「ああそうやろねー、僕も多分するね」となんら違和感がないですが、東京ではありえないそうです、へーーー。 で、これはクールだそうです。カッコいいと。
僕のクリニックでは静岡のクリニックとスタッフの交換留学(といっても数日見学するだけだが)をしている。で静岡から来た看護師さんが「どこから来たん?とか患者さんからすごく声をかけられてびっくりしました」と感想を述べていた。うちのスタッフは、「静岡では待合室がすごく静かで、皆さん混んでいてもおとなしくお待ちになってるのでびっくりしました」と述べる。
大阪はラテン系か?前テレビで、日本の3大都市はどこ?というクイズに、大阪の若い女の子が「えーー、東京?大阪?・・・難波?」と答えたのがあって、思わず感動したのだが、考えてみりゃクールだな、これも。
今まで京阪神の中で大阪というのは大都会でありながらなんとなく恥ずかしいポジションという感じ(京都の人に大阪ですか?というととても怒る。京都伝統、神戸洗練、大阪ダセー)が若干無きにしも非ずだったのですが、クールジャパン13位!でっせ。大いばりでいこう。 まぁ僕も大阪出身とはいえ今では西宮にすんでる期間の方が長い、まぁなに?神戸っ子?ですけどね、ホホホホ。