今日はパワーリハの勉強会に和歌山へ行く。勉強熱心だなー、いや、ちょっとね、なんか分からんけど成り行きで・・・。我がパワーリハ責任者の「ポジティブ・ライフ」君は朝9時半から、僕は実技はいいかというわけでお昼から出かける。
和歌山だし電車も考えたのだが、目下のところ僕にとって最も負担の少ないのは愛車での移動なので(何時間運転しても疲れない)、霧雨の中、高速を走る。レンタルしてきたトミー・ゲレロのサーフミュージックはなかなかいいじゃん、だったのだがレイドバックしたインストが続いていると眠くなってきた。そこでこれも借りてきたビートルズの「ラバーソウル」をかける。「ラバーソウル」ですよ、みなさん。すげー、僕はこれを聴くのは多分10数年ぶりです。ビートルズがアーティスティックになっていったきっかけになったアルバム。すごくよく聴いたけど同じ頃の「リボルバー」とか「サージェントペパーズ」の方が好きだった、実は。なんとなくサウンドが馴染みにくかったのだ。
ところが・・・ギャー!!すんばらしい!!これは完全に今のサウンドです。ロックは時代の音楽だから昔のものは色あせるのであるとか言っていた評論家がいたが、普遍性を持つものは持つのである。ちょっとフォーキーでペナペナ感のあるギター、これは完全に今で、最近デビューしたグループと言われても違和感がない。それがとてもチャーミングなメロディを奏でるのだから最強です。ヘビーローテーション決定。やっぱりすごいんだ、ビートルズと思っているうちに会場に着く。
いつもお世話になっている酒井医療のM大阪所長さんが迎えてくださり講義をされていたK株式会社(デイサービスを全国で何十、何百かな、展開している)のK社長とお近づきになる。ビジネスで名をなした人特有の柔らか且つ鋭い雰囲気があるが、感心したのはパワーリハの実地のこともかなりご存知な点で、きくと各々の施設で4ヶ月に一度症例を持ち寄り社長や重役の前で検討会をするとの事。そこから選んだものをパワーリハの全国大会で発表するとの事であった。す、すばらしい。今度の神戸での総会でもお力になってくれるとの事で感謝。
和歌山でパワーリハの伝道者となっておられる整形外科のT先生とお話しする。「私は何故パワーリハを選んだか」という講演をされる。60代かな、こういう功成り名を遂げた方が積極的にスライドを作り若い介護者に話しかけているのを見るとじんわりと感動する。トライアスロンをされていたそうで(今は水泳)豪快君な感じです。メル友になりましょうと言われて帰られる。僕と車種は違うがトゥーシーターのオープンカーだそうである。やるな。僕も70代でもオープンだけどね。
というわけで日曜も終わる。仕事が山済みであるがまた何もせずに寝るに違いない。皆様、お疲れ様でした。