雑誌をパラパラめくっていると(当然風呂の中で)、眼鏡のデザイナーにインタビューしている特集があった。THEO(テオ)というブランドは以前友人に勧められたことがあるのだが扱っている店が京都にしかなくて結局そのままになった。そのブランドのデザイナーが答えている。Patrick Hoetというベルギー人。
ブランド名の由来:姓Hoetのアナグラム。ギリシャ語で「神」を意味する言葉でもある。
自分の眼鏡が似合う人物:極右政党の伸張を大変危惧している。ブッシュ、ベルスコーニ、ブレアらからTHEOフレームを買い戻したいところだが、まだ幸いTHEOフレームを買っていただけてない。
リフレッシュの方法:サウナ、読書(主に哲学的な問答や人間の性格について)、スキューバダイビング、バーで友人とビールを飲むこと。
子供の頃の夢:世界を良くしたかった。今はPatrick Hoetという一人の人間に限定されるけれど。
今後の夢:本を著している。あと大きな野望は幸福なまま死ぬことだ。
生まれ変わるならどの国へ:国境のない世界を夢見ている。
うーむ、やるなPatrick Hoet。眼鏡デザイナーらしからぬアンサーだ。ほかにもいくつかの質問に答えているが矮小でなく大きな世界を念頭に答えている。写真は憂い顔の中年のおっさんだがいけてるぞ。自分の給料や狭い交友関係だけに頭を悩まして一生を終えることも出来るけれど世界の幸福を考えるべきだよな。
今度THEOのフレームを手に入れよう。でもちょっと仕事用には無理かもね。