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女性の男性化と寿命について

世界的に女性の方が男性より寿命が長い。

生物学的に女性の方が安定していると考えられていて、これはチンパンジーでも同じである(オスの平均寿命は45歳、メスは59歳)ことからも想像できる。ゆえに神様は考えられていて出生数は男子の方が多いのであるが、小学校に上がるころにはもう逆転してしまう。男は弱いのであった。

それに加えて社会的に外に出ていて危険が多いこと、煙草、酒とか身体に悪いことが止められない、なんてことも男性の寿命が短いことの1因子であった。

ところが最近この差が縮まりつつあり、イギリスのサンデータイムズ紙では「男性が女性よりも長生きになる」という記事を載せた。発表したのは国立統計局のアドバイザーでシティ・ユニバーシティ・ロンドンのレスリー・メイヒュー統計学教授で、2030年にはイギリス男女の平均余命は等しくなり、その後は逆転するという予測がたてられている。

米国、カナダ、スウェーデン、フランスでも同様の傾向は報告されている。そして、な、な、なんと日本でも!男女の寿命の差は2003年に6.97年と最大に開いたのだが、その後は縮まってきており2010年は6.75年だそうです。

 

何故か?

メイヒュー教授によれば女性がマッチョ化したのが一因らしい。社会的に男性と同じ行動をとる人が増え、喫煙やアルコール消費量も増大。それに比して男性はむしろ健康に留意する傾向にある。日本でも喫煙率は全体に減少しているのに若年女性では増えとるな、確かに。アルコールをかなり飲む女性も以前と比べると増えている印象が僕もある。

 

逆転するのかどうかはわからないな。でも男女の差がなくなってきている印象はあるので差は確かに縮まっていくのかもしれない。寿命はともかく男女の差がなくなっていくのって、しかしつまらなくない?全然違うところがあることこそ存在意義だろ?

しかしこんなこと言ってる間に女性はどんどん男性化し、男性の分も全部引き受けちゃって、最終的に男性は消滅するという説がある。 男性固有のY染色体にのっている遺伝子情報はどんどん数が減ってきていてこのままでは男性は生物学的に存在価値なく消滅するという予測が立てられているのだ。なぜなら生物学的生存が厳しい時代が終わり社会が安定すると、戦争をし、獲物を稼いでくる男性の出番はなくなるからである。

女性は心優しく男性とあわせるために寿命を短縮してくれているのかもしれないな・・・・(絶対そんなことはないけどな)。

 

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ファックス・フロム・リビアとコーチングの日

リビアのシュルキ博士からファックスが来た。

なになに・・・「リビアは戦火の中にあり、我々の同胞は新しい革命政府により投獄の憂き目に遭っている。我々は出来るだけ早く財産を国外に運び出さなくてはならない。」

フンフン・・・「私は君に1550万USドルを出来るだけ国外に運び出すことを手伝ってほしい。手伝ってくれたらその25%を君に進呈することに同意する。緊急事態なのだ。すぐ下記にメイルを!」

 

15億円の25%ね。約4億円か。ちょっと少ないけどオッケー・・・とすぐメイルしかけた私であったが考えてみるとシュルキ博士なんか知らない。何なんだ?今の東電、関電くらい怪しいぞ。

この手の話にどれくらいの人間が引っかかると思っとるのだ、シュルキ君は。

考察:遥か彼方の日本の医療機関のファックス番号が売買されている?発信先は番号のみで判らず。電話番号国別で考えると最初の1しか当てはまらず、それは数国あり。やっぱりアメリカかなー。案外日本、すぐ近くだったりしてね。

メイルするとどんな返事が来るかすごく興味があったが、いずれすごく楽しくないことに遭遇しそうだったので自制心を働かせ、ファックスはゴミ箱へ移動した。

興味ある方はメールを。

 

シュルキ博士の不幸のファックスを受け取った日は日曜日で院内研修をしていた。昨年に引き続き東京からKコーチをお招きし、スタッフとともに1日、リーダーシップや毎日楽しく仕事をしていくことについて集中して考える(これで2週間以上全く休みがないのだが、それ以上というスタッフもいた)。

 

非常に有益であった。昨年は他の医療機関からも参加していただく形をとったのだが、今年は院内スタッフのみにした。この方が問題に集中できてよかったと思う。いろいろ気づいたことがあったが、印象的だったのを2つ。

 

コミュニケーションは質より量。まずそいつといっぱい話す。

②自分で思ってるよりスマイル出来てない。普通は仏頂面がデフォルト。練習すること。

 

・・・・・思い当たるなぁ。