昨日は仕事納めだった。
なんで時間の経つのがこんなに早いんだ・・・。
今年は法人として新たに変貌していく区切りの年と個人的には意識していた。スタッフの頑張りでとてもうまくやっていけたと思う。自分自身としてもそういう時期じゃないの、と思いながら本を読んでいたら素敵な詩を見つけた。
ロバート・ハリス氏の「アフォリズム」で見つけた。彼はドン・ヘロルドというイラストレーターのエッセイからと紹介しているが、ナディーン・ステアという女性が80代で書いた詩でアメリカではその詩とエッセイの本がベストセラーになった。幾人かの方が訳しているがハリス氏のものが一番カッコいい。それをベースにして自分なりに訳してみる。
If I Had My Life Over – I’d Pick More Daisies
Nadine Stair
If I had my life to live over, I’d dare to make more mistakes next time.
I’d relax, I would limber up.
I would be sillier than I have been this trip.
I would take fewer things seriously.
I would take more chances.
I would climb more mountains and swim more rivers.
I would eat more ice cream and less beans.
I would perhaps have more actual troubles, but I’d have fewer imaginary ones.
You see, I’m one of those people who lived sensibly and sanely, hour after hour, day after day.
Oh, I’ve had my moments, and if I had to do it over again, I’d have more of them.
In fact, I’d try to have nothing else. Just moments, one after another, instead of living so many years ahead of each day.
I’ve been one of those persons who never goes anywhere without a thermometer, a hot water bottle, a raincoat and a parachute.
If I had to do it again, I would travel lighter than I have.
If I had my life to live over, I would start barefoot earlier in the spring and stay that way later in the fall.
I would go to more dances. I would ride more merry-go-rounds.
I would pick more daisies
もっとたくさんのデイジーを摘もう
もう一度人生をやり直せるんだったら、僕は今度はもっとヘマをやらかすね。
リラックスして、準備をして、この旅よりはもっと馬鹿になるね。
真面目に考えることなんてほとんど無いし、楽しい機会をもっと捕まえるね。
山にももっと登って、もっとたくさんの川で泳いで、
もっといっぱいアイスクリームを食べて、オールブランは控えるね。
多分リアルな困難にはもっとたくさん直面するかもしれないけれど、
取り越し苦労はしないよね。
だってさ、僕はいつもいつも、毎日毎日慎重に、分別をもって生きてきた男なんだよ。勿論、僕にだって見せ場はいくつかあったよ。でも、もう一度やり直せるんだったら、もっと見せ場を作るだろうね。
本当のところそれしかしないよ、ねえ、毎日毎日先のことだけ考えてるような生活の繰り返しの代わりにさ。
僕はどこに行くにも体温計と、魔法瓶と、レインコートと、パラシュートを必ず持っていくタイプだったんだけど、もう一度やり直せるんだったら、もっと身軽に旅をするね。
もう一度人生をやり直せるんだったら、春には、もっと早くから裸足になって、
秋にはもっと遅くまで裸足のままでいるだろうね。
もっとダンスに行って、
もっと、メーリゴランドに乗って、
もっと、デイジーを摘むだろうね。
・・・・・・・・・・・・来年はデイジーの年にしよう。デイジー元年。