月別アーカイブ: 2007年7月

肥満は伝染病だったのか!?

 肥満はどうやら(ということもないか、確定的に)まずいらしい・・・伝染病だったということも分かってきた?天下のニュー・イングランド・ジャーナルから。

 The Spread of Obesity in a Large Social Network over 32 Years. N Engl J Med 357:370-379 July 26 2007によると、32年間にわたり12067名の密な相互社会ネットワークを繰り返し調査し、個人の体重増加が友人や兄弟、配偶者、隣人の体重増加と関連があるか調査した。

 ①友達が肥満なら、肥満となる可能性は57%増加
 ②成人の兄弟のペアでは、片方が肥満なら、片側が肥満となる可能性は40%増加
 ③配偶者が肥満なら、片方が肥満となる可能性は37%
 ④地理的居住地の単なる隣人関係では認められない
 ⑤特に異性より同性が影響を受けやすい

 やはり肥満は生活習慣からなり、近い関係が影響を受けやすいのは当然といえるが、はっきり証明されたわけだ。単なる風邪くらいの伝染性はあると言えるな。近寄らないでと言う?

 それよりも影響を受けやすいのなら片方が痩せるとまた片方も痩せやすいと考えて一緒にダイエットに励みましょう。蛇足ですが食事だけのダイエットは絶対だめで運動は必須です。今度うちの法人のケアマネージャーであり栄養士のO嬢のブログがスタートするようですがタイトルは(仮題?)「つまみ食い、バンザイ」だそうです。大丈夫でしょうか?

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うーむ…

原野亀三郎氏

 今年6月23日、長野県のトンネルで1人の老人が自転車で走行中、トラックにはねられて亡くなった。原野亀三郎さん80歳である。彼は自転車で日本1周をしており、ゴール20Km手前で亡くなったのである。

 今日のNHK「クローズアップ現代」は彼の話であった。約1年かけての旅行であり、途中多くの人と知り合っている。それらの人の証言をもとに彼の自転車旅行をかいつまんでではあるが再現していた。

 彼は青春時代を戦争ですごした。「僕らに青春はない」「人は私を見たとき、その年でと大変驚く。しかし人に年齢は関係ない。私は毎朝起きたその時から青春が始まるのだ。」と彼は日誌に書く。

 旅館の女将が彼に言う(ほとんどはテント生活だが)「楽しい旅なんでしょう?」「いいえ、苦しいだけですよ。しかし苦しい時は後で思い出せば楽しくなるのです。だからできる。」

 「人生は挑戦である。それでなければ意味がない。苦しいことも見方を変えれば変わる。1歩踏み出す勇気を。」と彼は多くに若い人に語っている。

 いい顔をしている。80才で自転車日本1周?酔狂なことを、と思う人がいるかもしれない。しかし40Kgの荷物を持って君はどれだけ自転車で走れる?毎日テントで眠れるかい?自分が80才の時できると思う?恐るべき意志力がないと出来ない。

 彼を突き動かしたものは何だったのだろうか?番組では彼の行動を賛美するのみで、それを追求していなかった。何なのだろう?沖縄を回り、多くの慰霊碑を写真に収め、着ていたブルーのTシャツには英霊に捧ぐ、平和祈願、と書いてある。青春をなくした同胞のため青春を再現しようとしていたのであろうか?

 きっと安倍晋三首相はこんな番組は見てないでしょうね。選挙だし。

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左の自転車の人です。合掌。

共感覚者になりたい

 朝いつもどおり愛犬を連れて散歩に出る。おぉ!世界が光り輝いているではないか!光の粒子が湿気を追いやって、明らかに昨日と空気の重さが違っている。これは梅雨が明けたに違いない。散歩を終わって(朝の散歩は散歩と言うよりも実はウンチ係というのが正しく10分以内。だけどよー、雨が降ろうが槍が降ろうがアヒルが降ろうが行くんだぜー)テレビで確認したがニュースで近畿地方の梅雨明けは発表されていない。しかし気象庁がなん言おうが僕の中では梅雨明けだい!俺の五感がそう言っている!と気張っていたのですが、やっぱり梅雨明けと発表されたそうです。・・・つまんない。

 しかしこれは梅雨明けと自分ではっきり認識できたのは僕としては初めての経験だったので嬉しかったです。世間の皆様はもっと感性豊かかもしれませんが、僕は空気の匂いとか重さで季節感をわりと意識する方で、夏の訪れはそこはかとなく空気に混じるプールの塩素の匂いです。今年はまだないな。ちなみに冬は雪のそっけない水っぽい匂いです。

 「共感覚者」という人たちが10万人に1から4人いると言われています。彼らは音や味が形や色として見えるのです。ピアノの音を聞いたりすると、珠を転がすようなとか、なんとなくイメージが浮かんできますが、彼らははっきりとそれを認識でき、他の人がそうじゃないというのが分かると驚愕するという感じのようです。この味はとがっていてギザギザする、とか金平糖のような形がカラフルにサキソフォーンから飛び出してくるのが見える。これは当初、感覚神経の混線と考えられていましたが、実は原初人間の持っていた感覚で、それが失われることなく生き残っていたということらしい。そういえば・・・という気がしますね。かけらはありそうです。

 いいなー、共感覚者。なりたい!そう思うのは私だけ?

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メッチャ面白いです。

 

 

学会報告

 金曜日、土曜日と抗加齢医学会に行ってきました。段々規模が大きくなる学会ですが、今年はぐっと研究色を強めています。参加者は本当に熱心で、各シンポジウム、セミナー会場は入れ替え制でみんな終わる前からお目当てのところに並ぶのですが、一杯で入れないところも多い。そして完全に抗加齢というのが一般的に根付いてるという印象を持ちました。新しいものをちょっと覗きに来たというのではなく自分のところでどう生かすかとみんな考えているという感じです。印象に残ったものを2つほど。

 ①動物実験と臨床両面からのデータで、運動強度の違いで脳の反応する場所が違い、3メッツほどの軽運動(歩く程度)が海馬の血流量を増やし神経新生を促しBDNF’(脳由来神経栄養因子)を増加させて認知機能を改善する。激しい運動はかえって海馬を萎縮させる。快適だと思える範囲の運動がベスト。・・・パワーリハにより認知症が改善することがよく報告されているのですが原因は推測の域を出ませんでした。これで説明がつく。認知機能が落ちている高齢者にパワーリハは身体面だけでなく脳機能の面でも最適で、デイケアでの利用はもっと推し進めるべきだと思います。
 ②前立腺の癌マーカーであるPSAが高くても針生検で癌が見つから無い場合、様子観察になるのですが、PSA自体の上昇が前立腺にとって炎症を惹起し悪影響である。クルクミン(ウコンに含まれる)とイソフラボン(大豆ね)のサプリメントがPSAが10以上の患者さんの場合半減させた。・・・帝京大学泌尿器科堀江教授からの報告。サプリメントがはっきり治療効果を示した例で今までに例が無い。今年中にこの合剤が発売されるようです。

 ほかに男性の場合、メタボリック症候群の原因として男性ホルモンの低下が考えられるというのも面白かった。最新の知識と刺激を得られる学会参加はこれから是非スタッフにも行って欲しいと思います。

 金曜日の夜、抗加齢医学会評議員で静岡アンチ・エイジング研究会の会長である田中先生(僕が目指そうとしているクリニックをすでに作られています。利益でなく社会貢献することを考えろといつもおっしゃいます)に眼の覚めるような!イタリアンと楽しく役に立つ話を奢っていただきました。同席した聖マリアンナ医大の本間先生ご夫妻、ヘルシーパスの田中社長、井村さん、田中クリニックのスタッフの皆さん、少し酔っていて失礼なことを言いまくりましたことをお許しください。田中先生、これに懲りず隠れ家に連れて行ってくださいね、掃除機はもって行きますから(まだ言ってる)。

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今回の会長である同志社大学アンチエイジングリサーチセンター 米井教授

しびれるお話

 ペラペラと医学雑誌を、じゃないな、カチッカチッとクリックしながら医学トピックスをネットサーフィン(死語ですか?)していたら、おお!天下のニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスンの編集者へのレターのページに面白い記事が載ってるぞ。

 Thunderstorms and iPods — Not a Good iDea (NEJM 357(2):198-199.2007)雷雨にアイポッドはいい考えじゃありません。イヤフォンで長時間音楽を聴く事は永久的な聴力障害も報告されているが、それに加えてまたまずい事例が加わった。カナダからの報告。37歳男性、iPodを聴きながらジョギング中、約2.4m離れた樹木に雷が落ちたのだが、それとともに衝撃を感じた。胸部・左下肢に2度熱傷、2つの線状のやけどが前胸部・頸部に沿ってイヤフォーンの位置に一致した外耳まで到達していた。両鼓膜は破れ、重篤な伝導障害を生じている。側頭骨はあぶみ・きぬた骨関節で両側分断されていた。

 おお、恐ろしい!iPodは雷までダウンロードしたわけね。ゴルフの時の雷は結構怖いものであるが、夏の夕立の時なんか何も知らずにiPodを装着して歩いてる若者なんぞごろごろいるぞ。音楽にしびれたかと思ったら落雷だったりして(極めておじんギャグ。すまん。)

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ひぇー!

お猿さんたち

 モンキーズを聴く。ご存じない?まあ考えてみれば僕が小学生の時にデビューしたバンドだからな。といってもビートルズはもっと古いぞ。モンキーズは自主的に結成されたバンドじゃなくてレコード会社が売り出そうという意図の下にメンバーを募集し、いい作曲家に曲を依頼し、主演のテレビ番組(モンキーズ・ショウ!)を作って売り出した、アメリカ商業主義の申し子である。であるからロックファンの間からの評価は低い。芸能人バンドみたいなもんだ。デビュー曲(恋の終列車!)はかなりヒットしたが、その時メンバーの半分は実際に楽器が出来なかったという話である。でも段々音楽的に成長してきて、オリジナルを作ったり、かなり前衛的なアルバムを作ったりしだすようになるが人気は低迷し解散する。

 「デイ・ドリーム」が日本では一番ポピュラーかな。コマーシャルに今でも使われている。この曲に限らずメロディーがキャッチィーで切ない、暖かい。どの曲も明るくお茶目で切ない。ボーイ・ミーツ・ガール的。・・・ええやーん。ポップスの王道である。僕はこんなのが好きなのである。モンキーズ・ショウもビートルズ映画のパクリであるが、アメリカン・ホーム・コメディの典型で学生にとっても人気があった。ラブ・コメである。僕は実は人生がラブ・コメだったらどんなに素晴らしいだろうと思っている人間なのでこういうのは完全に○なのです。でもこういう学生生活って、アメリカでも回顧的なんでしょうか。学内で銃をぶっ放してるからなーと思うとどうも悲しい。

 アメリカの学生は古いポップチューンをよく知っている。ぼくの時代のロック・シンガーのコンサートに若い奴もよく来ている。古い、けれどいかしているポップチューンはその国の人間にとって財産だと思う。アメリカはどの都市でも古いポップチューンをDJ無しに延々と流し続けるFM曲がある。それで若い奴は知っているのだ。日本でもやらないかな。CMでサディスティック・ミカ・バンドの「タイムマシンにお願い」が流れたり、結構昔の曲はかかっているのだが、そのことを知らないかもしれない。

 久しぶりに聴くモンキーズはとてもいかしていた。他の奴にとってはどうか知らないが、僕にとっては思い出も加わってオールディーズ・バット・ゴールディーズです。プレザント・バレー・サンディ(キャロル・キング作だ!)、スター・コレクターが好きです、今は。

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こういう雰囲気、ええなあー

脳トレ

 休みで面白い本を読んだ。本の選択には波があって、ぜーんぜん読みたい本が無い時もあれば、あるときはがっぽりある。先週はがっぽりウイークで沢山本を買ったが、その中の1冊。

 「鍛えない脳」。今流行の脳トレですが、著名なゲーム作者(コンピューター・ゲームです。「ぷよぷよ」とか「アクアノートの休日」とか「弟切草」とかの3人の作者)たちが、脳トレゲームを作ろうとまず脳の勉強を始めます。「海馬」とか「脳と仮想」「妻を帽子と間違えた男」など非常に有名な本6冊を読み、間違ってないか医者で脳に関する著作の多い米山公啓氏と対談していくという本。

 結局最初の思惑とは全然違うところにたどり着くのですが、いろいろ興味深い話が出てくる。人間の脳に特徴的に多い(特に右脳に)スピンドル・ニューロンというのが発見されているのですが、それはどうも情報処理能力に関係しているらしい。論理的思考よりも直感の方がスピードは速いですがそれに関係する可能性がある。それを鍛えれば、先が読める、いわゆる予知能力が出来てくるのではないか、とか、今言われている脳年齢というのは単に処理速度の差である。というと脳トレゲームでいえば小学生が一番頭がいいということになる。脳トレゲームで実際証明されているのは脳血流量が増えることくらいで、それと脳の活性化は関連があるかどうかは不明、認知症の予防になるのかも判らない、とか。

 一つの結論は生活習慣が大事で、新しい体験が脳を育て変化させていくので常に新しいことに興味を持って実際に体験していかなくてはならない。楽を選ばず努力する。そして結局その人がどんな目標を掲げどう生きていくかということが反映されるのであるという、真っ当と言えば真っ当な結論に落ち着きました。僕は結構脳関連の本を読んでいるのですが、みんなこういった感じに落ち着きます。特効薬無し、常にめげずに元気で上を向いて歩いていけば神様は見捨てないよ!

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結構チャラけてます。

パワード・オールド

夜遅く、なんとなくテレビがついていた時、変わったドラマをやっているのに気がつきました。「ライフ」というタイトルで、高校生のいじめというか、ハードな学生生活を描いたものです。最初は無視していたのですが、なんというかリアルでつい見てしまいました。主人公の女の子がいじめられるのですが、ドラマを見ていると「これはしゃあないなー」と思ってしまいます。いじめられる子というのは自分が無くて主体が友達なのですね。ともかく嫌われるのが怖くてみんなにいい顔をしてしまい、みんなを裏切ってしまう。

このみんなにうけるというのを目指すというのは日本人の基本的なメンタリティという説があります。集団生活の必要な農耕民族だからというのがよくされる説明ですが、最近一時よりもその傾向が強くなったといっている人がいます。一時は個性重視、ミーイズムが叫ばれ、自分が一番大事というのが尊重された時もあったのですがまた再び万人うけに回帰しつつあると。

よく可愛いおばあちゃんになりたいという女性の意見を聞きます。勿論理解できますが、これも万人受けの一つの形でしょうか。日本女性は可愛いというか、子供っぽいところが美点として大変尊重されているようですが、欧米系のはっきりと女性を主張する(つまり攻撃的にセクシーということだな)タイプはどうも敬遠されがちのようです。また女性に限らず日本のご老人はなんとなく大人しく、ひ弱で、庇護を受けるのを待っている感じをうけます。

古来ご老人は尊敬の対象であった。これは長生きする人が少ない→貴重→尊敬の対象→それに答えるためそれなりに頑張る→尊敬のいいサイクル、というのが形成されていたためのようです。長生きの人が増える→いろんな人がいるしあんまりなー、世話もかかるし→あんまり尊敬できない→自信を失う→楽しくない、生きていても仕方が無い→尊敬できないバッドサイクル、というのがこの頃でしょうか。自信が無いから結果的に作戦としては万人受けを狙うのが一般的ということになるのかな。

これではいかーん!!ご老人はバカな若者どもに尊敬されて当然ですし、それを思い知らせてやるだけの実力を持っていなくてはなりません。人生の知恵は当然若者と比べて豊富である。となればやっぱり弱点の身体ですね。ここがぐっと押し出しが効けばいいわけです。僕が抗加齢医学に興味があると言うと「人間は年齢相応に枯れなきゃ」と言う意見が必ず出てきます。勿論、それは美学として認めます。でも自立した枯れ方じゃなきゃ意味ないでしょう?ともかくマッチョの必要は無いが健康で出来れば女の子をおんぶして火事のときに階段を走り降りるくらいの体力はあってほしい。その知恵と体力で遊びまくるというのが私の考える望ましい日本の老人の姿です。

Agism(エイジズム)という言葉があります。年齢による差別、多くは高齢者差別の事を指します。年取ってるからだめ!というやつです。これは差別なんですよ。よく外国では年齢を尋ねないということが言われますがAgismになるからですね。その人間の魅力、能力と年齢は関係ない。日本ではまず何よりも年齢が大事みたいですが。心の中では年齢が消えていること、こう行きたい。万人に受ける必要は無い、俺は俺、私は私。

勿論ボーとしていてはPowerd Old(ぱわーど・おーるど:フル装備した老人ですね)にはなれない。ともかく弱点の身体を鍛えることに専念すること。時間があるんだからご老人はトレーニングしましょう。パワー・リハビリテーションはそれに最適のツールです。何だよ、それに持っていきたいの?と言う無かれ。僕は本当に信じているのです。50歳を過ぎたら総ての人にパワーリハを。蹴飛ばせ!万人うけ。めざせ!パワード・オールド!

(ちなみに僕の好きなご老人の理想系として、村上龍氏「走れタカハシ」の最終話に出てくる交通整理のバイトをしているじいさんと、山田詠美氏の「僕は勉強が出来ない」の主人公のおじいさんを挙げておきます。パワード・オールドじゃないけどね。考え方はそれです。) 

ソウルフルでいこう!

 最近車でよくかかっているのがウルフルズの「ベストやねん」です。ウルフルズはソウルフルからとったということで、本当に大阪男子のソウルがいっぱい詰まっている感じです。

 歌詞を聴いてると、なんかこんな奴おったなーという感じがします。明るいけれど気にしいで、面白いけどすぐ落ち込んで、勉強はまあそんなにでけへんけどぱっと目立つ。すごくもてるわけじゃないけどちゃんと彼女がいて、彼女はちょっと純情でおとなしめな感じっていう。なんか高校時代にはいた気がしますが、それ以降はあんまりお目にかかってないかな?

 ソウルフルとは何か?こんな奴がソウルフルな一つのタイプだとすると、それは自分を飾らない、自分の気持ちに正直ということかな?他人の意見に勿論動かされたりはするけど、理屈よりも自分の気持ちに納得して決断する感じ。自分に嘘をついていると苦しくなる男です。

 頭は裏切る、理性で考えたことは失敗するというのを最近よく思うことがあります。生理に訊け!感情に訊け!自分の本当のところの気持ちを優先させよ!これは案外難しい。

 頭でこれでいいんだと納得するより、はっはっはっ!と笑って1日を終えたいです。(ちなみに好きな曲は「笑えれば」と「暴れだす」だよー)

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このええ加減な感じがいいんですよね

パフォーマンス

 今朝、車で大きな四つ角を曲がろうと信号で停車していた。降り出した雨の中を急ぐ人々を何気なく見ていると、歩いている小さな中学生に傘を差しかけているおっちゃんがいる。中学生は憤然と無視。また来る小学生にまた傘を差しかけ、地下鉄の構内に入るまで追っかけている。

「?。異常に親切なおっさん?」

 と思ったら来るべき選挙に向けてだろう、街頭演説をしようとしていた議員であった。スタッフが揃うまで、傘を差し掛ける親切な議員の僕、を演じているのである。

 パフォーマンスである。そこには真心のかけらも無い。彼が当選した暁にはふんぞり返って横柄な態度、傲慢な顔つきが目に見える。

 「政治とは醜悪なものであり、議員になろうと思うものなんぞ、清廉な志のあるものなどは一人としていない」と言った某知識人の意見に僕は組するものである。赤木農水大臣を見たまえ。彼の言うことなんざ誰も信じていないが、嘘を押し通そうとする顔つきは醜悪である。彼に限らず他人のために私は生きるという美しく幸福な顔つきを政治家に見ることは出来ない。

 選挙は意志表示である。ここらへんでバチン!と目を覚まさせてあげないと社会人として恥ではないかな。まあ選択肢は少ないというか無い気もしますが。

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考えよーぜ