月別アーカイブ: 2013年10月

筋トレ セカンドシーズン

mascle

7月中旬から始まった筋トレも3ヶ月たって25回を消化し、セカンドシーズンが始まった。

ファーストシーズンで得たこと。

まず何といっても椎間板ヘルニアからの坐骨神経痛が消失したこと。これはすごいよ。経験した方は判ると思うけど、手術した僕の友人の言葉を借りれば「地獄の苦しみ」。この数か月、どのようにやり過ごしたのかあまり記憶にない。歩くことの恐怖。本当に歩き方を忘れてしまった。今でも潜在する恐怖から完全に逃れておらず、確かめながら恐る恐る足を踏み出す。ある日、「あれっ」という意外な消失感を感じた時、本当に信じられなかった。続けて良かった。ある種、賭けだったんだけど。

筋肉トレーニングの重要性。筋トレはビジュアルのためじゃない。坐骨神経痛の治癒が主目的だったので(なぜ筋トレを選んだかは椎間板ヘルニア以外にある僕の身体的トラブルが理由なのですべての人に当てはまるわけではない)下半身重点的、それもソフトにだったのだが(といってもきつかった・・・)、明らかにフィジカル、メンタルに強くなった。少なくとも30歳以降で最強ではないかと。

優秀なトレーナーにつく重要性。一人じゃ絶対続かん。しかも筋トレは正しくやらないと害である。武ちゃんで本当によかったと思う。

 

でセカンドシーズンが始まったわけだが・・・・

「ではこれからちょっと本格的にいきましょう!」という掛け声の下、スクワットの時のウエイトがぐっと上がった。左右7Kgずつ持って15回を数クールやってもそんなにこたえなかったのだけど、14Kgずつになった時はちょっと耐えられず規定回数をクリアーできず。頭が痛くなり呼吸状態がおかしくなった。とりあえず10回やってギブアップしたのだが、10回できるというのはまだセーフティゾーンでいずれ20回は出来るでしょうとのこと。我慢できなくてウエイトを落としそうになる位でないと筋肉はちゃんとつきません、とのことであった。 「追い込まないとダメなんです」。

こういうのが筋肉トレーニングというのか。多くの方がやってるのは武ちゃんによればトレーニングでなくエクセサイズらしい。だろうなぁ。今まで筋トレのあとは休日を作らないと筋肉が疲れて肥大しない、とか言われても判らなかったもん。毎日出来るんじゃないと思ってたもん。筋肉は疲れてなかったわけだ。 その日はとても翌日やる気にならなかった。

セカンドシーズンの3か月が過ぎたら(無事生きていたら)、多分かなり身体は変わるだろう。でもね、興味あるのは実はメンタルなんだ。

筋トレはメンタルを変える。実証したい。

 

 

 

 

バケット・リスト

harisu

あるブログを読んでいたら「バンケットリストを作れば・・・」という文章にあたった。バンケットリスト? What is this ? 宴会に呼ぶリスト? 文脈がつながらない。で少し調べるとバケットリストであることが判明した。

バケットリスト bucket list とはなにか? バケットはバケツのことだ。語源は Kick the bucket かららしい。「バケツを蹴る」とは首を吊るときに最後に踏み台にしたバケツを蹴る事から死ぬ事を意味する。でバケットリストとは、死ぬまでにやりたいこと、やっておきたいことのリストらしい。カッコいいような、縁起が悪いような、でもカッコいいネーミングということにしておこう。知らない諸君は覚えておくように。

死ぬまでにやりたいことのリストというのは本でも映画でもあった。僕が思い出すのはロバートハリス氏(上の写真の人)の「人生の100のリスト」です。彼が19歳の時にこれからの人生でやりたい100をノートに書き出し、それがどうなったかという顛末記。かなり面白い。一つ一つが短いので時々パラパラと読み返す。

例えば・・・ファッションモデルと付き合う(言いそう)、アマゾン川をイカダで下る(いいね)、イルカと泳ぐ(これまたいいね)、ヒッピーになる(時代だね)、映画で殺し屋を演じる(これが出来ちゃうのが運というか、才能というか)、刑務所に入る(僕は遠慮)・・・etc.

ネットでも同じようなリストを書いている人が沢山いる。大っきいのやらすごく些細なことまで。でも案外共感出来るのは少ない。すぐ出来そうなのは面白くなくて(それだったらスケジュール帳みたいなもんだ)、ちょっと突飛、トッポイのがいいな。出来るだけ日常から離れていること。少し犠牲を伴わないと出来ないこと。しかし全く実行不可能ではない。自分が変わるようなのが望ましい。

そんなのあるかって? 例えばだなー、「アルゼンチンタンゴを踊れるようになる」というのはどうでしょう?僕が頑張れば出来そうなのは「30kgのウエイトを持ってスクアットを50回する」というのはどうだ。今は14kgだ。どんなもんだい! でも5回に分けてだけど・・・。 

ともかく大事なのは、自分が何をしたいか、自分でわかってることだ。

いかがかな、御同輩。Make your bucket list . 最低100ね。

パーフェクト!

icch

1週間カナダに行っていました。「医療介護領域におけるコミュニケーション国際会議」(International Conference on Communication in Healthcare : ICCH ) に参加するためで、僕も少しお手伝いした演題がポスターの最優秀演題の候補に残ったので、その発表のある最終日までいたのだ。残念ながら一等賞はもらえなかったけど、行った甲斐のある実りある1週間でした。

開催場所はモントリオール。ここは8割の市民がフランス語が第1言語で、店に入ればまず「ボンジュール」が来ます。いいね。しかし我々は英語で話す(拙く)。するとすぐ皆さん、英語に切り替えてくれる。

そこで気がついたのが、ウエイトレスの人とか、ホテルのフロントの人とかの受け答えで、普通なら「OK」とか「Good」とか返ってくるところが「パーフェクト!」なのね。

「卵は何にします?」 「サニーサイドアップで」 「ソーセージ、ベーコン、ハムのいずれか選んで」 「うーん、ベーコン」 「パーフェクト!」 (俺ってそんないい選択したかしら?)

「メトロの駅にはどう行けばいいんですか」 「表に出たら左に曲がって、すぐの角を右に曲がるとすぐよ」 「出たらすぐ左ね」 「パーフェクト!」 (そんなに褒めんでも)

ちゃんとした場ではあまり聞かないので、カジュアルな言い方のようである。日本に帰って娘にこの話をしたら、娘の友人でカナダ留学経験者が数人、「パーフェクト」や「完璧」を相槌に使うので妙な気がしていたがこれで謎が解けた!と言っていたので、やっぱり影響されるんだな。

でもなかなか感じがいいです。いい気分になる。ちょっとしたことでも日常生活で褒めることって少ないからね。無表情に「はい」って言われるより、にっこり笑って「パーフェクト!」と言われると気持ちがアップします。明日からパーフェクトね。