賢く生きるな 楽しく生きろ

 僕は20代の頃から結構引越しをしている、はからずも。僕のような面倒くさがりがなぜ引越しが多いのか、その事実だけでも人生は思うようにならないものだなぁということが証明できる。アメリカでも1回やったもんなぁ。

 10回近い引越しのたびに荷物の選別が行われるわけだが、そのとき、本というのは非常に厳しい選択にあう。ずーと持っていこうという本は非常に少ないわけだ。その数少ない本の中には会田雄二の「選択の条件」や勝海舟の「氷川清話」、倉橋由美子「交歓」なんかがあるが、こいつもそういった本だなというのを本棚を見回していたときに見つけた。

 ある時検診か何かの仕事に行くのに僕は食事の時間がなく、しかしあまりに空腹なためにコンビニでおにぎりを買って、そのついでに公園で食べるお供として隣にあった古本屋で目に留まったその本を購入したのである。悲惨だなぁ。これって40代の話だよ。院長は優雅で…なんていう奴がいたらその場でバックドロップをかけたくなるが、まあそれは別の話だ。

 これは人生に対する箴言集だ。そんなものは大概下らないが(一時僕は大量に読んだことがあってこの結論に達した。悩んでたん?そんなことないなぁ、わからん!)、こいつはちょっと違っていて、何でこういう言葉が出てくるのか、素直に感嘆します。

 うーん、となんとなく元気がないときに目に留まって読むと少し気分が変わりました。それってすごいことではないか。少なくとも俺には気になる本です。君には知らん。

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「賢く生きるな、楽しく生きろ」という本です

 

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