科学的な努力

 科学的な努力。これは僕の好きな言葉です。やみくもに努力した!強く念じると何でもかなう!村上龍氏が小説の登場人物に、「それって20年ぐらいじっと消しゴムを見つめていると2mmくらい動くっていうとか、そういうやつですか?」というせりふを吐かせているが、考えないで努力だけするというのはあまりにも悲しいです。

 卑近な例で恐縮ですが、最近ゴルフクラブを買いました。試打というのがあるのですが、僕は今まで実はそういうことをして買ったことがなく(とても恥ずかしくてお見せできるようなものでなかったため)、此の頃若干ましかなーと思ったりしたため魔が差してカメラでクラブの打点を撮影して実際の弾道をコンピューターでシュミレイトするというやつをやってもらいました。

 これが実によくわかる。なぜ飛ばないか?どうすればいいか、振り方を変えてみると打点が変わり明らかに飛距離が伸びる。係りのお兄ちゃんがいい人でいろいろアドバイスしてくれ、ほとんどゴルフレッスンみたいになって30分以上やっていました。いや、悪かった。

 このままさよならでは申し訳ないので、科学的に検討して1番現状にあっていると思われるクラブを購入したのですが、誰のアドバイスよりも自分のスイングについて理解できました。新しいツールは利用しなくてはいけない。感じで言わないで証拠をバシッと示されると改善が早い。科学的な頭、手段は生活全般にわたり必要である。以上、勉強になりました。

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後は科学的トレーニングか

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