減少する20%

 今日の土曜日は午後3時から9時過ぎまで勉強会のはしごであった。出かける前は億劫な気もするが参加するとやはり面白い。ひとつの会は世話人だったのでそれなりに力も入っていたのだが、もうひとつはあんまり期待していなかった、じつは。でもそれなりに得るものあり。

 専門の先生の話を聞くことだけでなく、質疑応答で他人の考えていること、やっていることがわかるので世界が微々たるものでも広がる。参加しなかったら永遠に広がらない。決まりきったルーチンの世界を抜け出すこと、どれだけそれが出来るかで開業医の能力が決まるような気がする。

 とはいえ20%の法則というのがあって(人の名前がついていたけど忘れた)、どんな世界でも熱心でその世界に貢献できる人が20%、やる気がなくむしろ害毒をもたらす人が20%、残りの60%は流されているだけ、というもの。どんな組織でもほぼ当てはまる。医者の世界でも当てはまるのだが、最近その熱心な20%というのがだんだん減ってきているような気がするのだけど間違いだろうか。

 医療崩壊という言葉ももう聞きなれたが実はこれは本当にそうで、総ての元凶は法律で規定されているシステム、小泉元総理の改革?から始まったのだが、医者の疲弊はかなり深刻だと感じます。とは言いながらも俺は絶対くたばらないけどね。

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関係ないか…

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