今日はまるで夏みたいな天気だった。
プラプラと往診に行く。終えて建物から出ると古びた公園があった。日が燦々とあたって白茶けて見える。僕の心の基本的なシーンの一つは夏の古びた小学校の鉄棒のある景色である。暑くて暑くて汗まみれになって、水道の蛇口から直接水を飲む。鉄くさい味がする生ぬるい水をいやになるくらい飲む。
この前知り合いのドクターのお見舞いに行った。もう83歳で手術不能の末期癌である。それほど親しいわけではないが義理があって、もう会えるのは多分最後だろうと思って行った。
「私も医者の端くれや。あれがこうなって、ああなって、こうなってんやから大体判る。ヘタな気休めは言わんでええで」と優しく言った。
お別れの時、今まであまり近づいたこともなかったのだが、「どうも有り難う」と1分くらい手を握ってくださった。
僕は夏が好きだ。
死ぬんやったら夏がいいな。外がいい。陽だまりの中、どこかでビーチボーイズが微かに鳴っている。しらっ茶けたままフェイドアウト。
誰もいない公園を見ながらこんなことを考えた。
えぇ~~先生って やっぱ心は12歳の少年なんだ(^^ゞ 男の人全般 大人になっても少年の心をいつまでも 持ち続けてるんやぁ~ なんか 表向きは立派な紳士に見えても 気持ちのどこかにそういう思いがあるって大事ですよねぇ~どうも私なんか現実的すぎて 夢がないと言うか(>_<) 男性の方がシャイなんですよね~これから 先生の見る目を変えよぉ~~~~っと おっとっと すいません 調子に乗りすぎちゃって_(_^_)_
macmamaさん、コメント有難うございます。
僕は本当に自称12歳で、がきっぽいし、またやってることも子供のごとく自己本位で、いや、とてもここには書けません。
女性が非常に現実的であること、少年もこの頃、身にしみて理解しております。
でもまあ、それでバランスが取れるからいいんじゃない!