入院した患者さんのお見舞いで淀川キリスト教病院に行く。ホスピスである。最上階で日曜日の朝ということもありシーンとしている。患者さんの子供さんが僕を見つけ駆け寄ってくれる。ご家族は別室で主治医と話しており淋しいのだ。一緒に、小さく作られてあるテラスの池の鯉を見る。
患者さんは眠られており、主治医と面会するまで少しソファーに座って待つ。
僕が癌になったらどうするか?緩和医療が必要なくらい痛みが強い場合どうするか考える。僕が医者であるメリットは自分である程度治療の選択権があるということだ。痛みを極力とる、そして世界中へ出かける。未知に会いに出かけるのだ。秘境がいいな。
日常を今までどおりこなし、何事も無かったかのように息を引き取るというほど人間が出来ていない。また治癒の見込みの無い治療は願い下げだ。
しかしそこに到達するまでは結構しんどいかなとも思う。気、弱いしなー。
そうなった場合に自立できる精神を作っておくことが課題か。精神が肉体もすべてドライブする。そのセオリーは確かだ。
不屈の精神!断固たる決意(スラムダンクにもあったな)!こいつが金よりも何よりも大事なのだよ。
そう思いホスピスを後にする。
写りのせいか現実離れしてるな
えぇ?!先生って気ィ弱いんですかぁ?!(驚)意外でした!!(笑)
わたくしも同じくです!普段すっごい気ィ強いんですが、世の中で一番恐いものが“病気”なもので・・・
自分はきっと病気に負けてしまうんだろうなぁ~。
でも、先生の『精神が肉体もすべてドライブする。』というの、まさにその通りだと思います!
(←だから私は負けるのかも・・・)
『痛みを極力とる、そして世界中へ出かける。』同じ意見だったのでこれまたビックリです。
最期はできるだけひっそりと・・・と思っておりましたが、知り合い全員に囲まれて・・・ってのも素敵かも。
Marioさま、お久し振りです。コメント有難うございました。
いや、お元気そうなのが文脈から伝わってきます。素晴らしい。病気であろうと世界中へ冒険旅行に出かけ、最後は知り合い全員に囲まれて大往生ってのは一つの理想であります。このインディ・ジョーンズ的人生が実現できるようお互い頑張りましょうね!