プリシジョン・リハ

今日も結構忙しかった。外来は冬モードで風邪が多く、午前診も午後診も定刻を大きく割り込む。本部の方は引越しの準備でこちらもフル回転である。

来客も多いのだが、今日ははるばる東京のパワーリハビリテーション研究会本部事務局長である木村さんと、理事の望月さんが来られた。来年2月大阪の国際会議場である認知症のケア研究会(国際医療福祉大学の教授でありパワーリハの創設者である竹内教授が会長で、かなりレベルが高い)の協力要請がメインであるが、まあ「ちゃんとやってますか」というお話である。

これからのうちの法人がやっていくパワーリハについてアドバイスを頂き、新しいクリニックをご案内する。

今度のクリニックは2階が診療所、1階がパワーリハのスタジオであり、今までより一層臨床に近い利用を考えている。陽光差し込むスタジオに入られて、お二人とも「うわー、こりゃいいや」と喜んでいただけた。こちらの気持ちも明るくなる。

僕が今まで医者をしていて、間違いなくどなたにもお勧めできる健康法は「日常的に継続した軽度の全身運動」、これだけである。最も効果が強く、慣れれば快感も大きい。身体だけでなく脳にも心にもいい作用があるのだ。バナナ・ダイエットなんぞではない。

パワーリハが手軽で楽しめるよう、いい形にしていきたいなと強く思った。ここではパワーリハが中心だがそれだけでなく様々なメソッドをつかって身体組織を再活性する工夫があり、「プリシジョン・リハ」と名付けた。プリシジョンとは正確なとか、精緻なとか、狙い通りにとかいった意味がある。

元気な人にも、障害を持つ人にも、すべての人に運動を。それが「プリシジョン・リハ」である。わかって欲しいな。

ぷりは.jpg
Welcome !

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です