土曜日にパワーリハビリテーション大阪支部の理事会を開催した。支部長になってから実務者研修会の準備などやることが多く(といっても実際大変なのはスタッフだけどね)理事同士の顔合わせも出来ていない段階だったので開催できて一安心。それにも増してかなり内容が濃い会だったと思う。
半分以上が新しい理事なのだが若手が多く、実際にパワーリハビリテーションの有効性について確信を抱いているメンバーなので、啓蒙していくことに熱心である。経営の一手段と考えている古い人々ではない。会の進行もだらだらせず閉会時間を決めて、実際に決めなくてはいけない事項を確実に決めていくように意識したので、すべきことが明らかとなった。
こういうメンバーだとやはりITが手段としてでてくる。理事が集まるのはなかなか大変なので理事の掲示板を作ってそこで意見を交換したいという意見が出、実行することになった。名刺交換もだがメールアドレス交換はマストである。便利で素晴らしいが実際会って話し合うことで出てくるアイデアもあり、こういうデジタルとアナログをどういう風に組み合わせるのかというのが大事ね。大きな組織でやっているテレビ会議だと無駄話から出てくるアイデアも拾えるのかな。
初対面の人が出会う会議を有効に進めるのにはコミュニケーション・スキルというのも必須だ。この前読んだアメリカの論文で、外来診療が能率よく且つ有効に遂行されるのに一番大切なのは学歴でも知識でもなくコミュニケーション・スキルだというのがあったが、外来だけじゃなくて会議でもなんでも、初めて会った人にちゃんと内容のあるコンタクトを取れるというのはとても大事な能力だ。ここらへんはどのように開発していけばいいのかな。キャラだけでもないだろうし。案外医者は会社勤めの人と比較して下手な人が多い。大体世界が狭いから。僕も技能を磨きたいところである。求む、コーチ!