月別アーカイブ: 2008年3月

花粉の季節

 花粉症の人が先週から急に増えてきた。辛そうである。うっとおしそうである。同情を禁じえない。

 3年ほど前、少し鼻がむずむずするのでなんか変だなと思って抗体価を測った。

 びっくり。

 杉やヒノキやカモガヤやヨモギや、年中アウト!じゃないのと思うくらい、いろいろな花粉の抗体が検出されたのである。しかも値がかなり高い。これが患者さんだったらお気の毒でもらい泣きするくらい派手なデータであった。

 でもねー、それ以来、症状が出ないんだよ。全くでないというわけではない。すこしむずむずするな、というのはあるのだが、薬を飲むまでには至っていない。抗体価と症状は相関しないというのは医学的に常識ではあるが、それにしても乖離が大きい。

 まあ、鈍いということかもしれんね。

 花粉症の方にお知らせ。テレビで「御行儀が悪いのではありません」といって鼻に指を突っ込んでいるCMがあるでしょう。花粉は鼻腔内の粘液に触れて破裂し症状が出るのだが、粘液に触れる前に花粉をトラップすると症状はかなり緩和される。白色ワセリンは安価で花粉をトラップする同じ効果があるので鼻の穴の内側周辺に塗るといいです。

 マスクは普通のマスクでいいですが、ガーゼを鼻を包み込むようにつけてからマスクをすると倍以上花粉が防げます。必ずガーゼとともにマスクを装着するように。

 今いろいろな花粉症の治療法が開発されつつあります。つらいけどもう少し!何とかやり過ごそう。

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見るだけで鼻が・・・

 

 

フロスはマスト

 最近気に入っているのはデンタルフロスだ。何を今更と思う人もいるかもしれないが多分少数派だろう。僕も昔使ったことがあったのだが、なんか使いにくいし歯にひっかかって歯が抜けそうになった、いやほんと。

 でなんとなく疎遠になっていたのだが、アンチ・エイジングの基本的ツールとアメリカのドクターが力説しているのを読んでもう一度トライする気になった。

 歯周病菌は炎症反応を起こすことで全身の動脈硬化を促進する。歯周病のある無しは、有意の差で寿命に影響する。アメリカでは健康が話題になると必ず歯のことが言及されるが日本ではそこまでいっていないな。歯に対する関心が社会的に違う。矯正なんか常識だもんな。少し前まで歯学のレベルは日本はアメリカに大きく遅れをとっていた。今はどうか知らない。

 で、デンタルフロスだ。ドラッグストアで2種類ほど買ってくる。300円から500円くらい。フロスを引っ張り出してみて、おお変わったなと思う。ひらっべったい紐みたいになってぜんぜん歯に引っかからない。こりゃいいや。

 で、最近はちゃんと(特に寝る前は)やっている。癖になるとやらないと気持ち悪くなってくる。歯が口がすっきりするのである。これはやったほうがいいぞ。

 年に1か2度は歯医者さんで歯石を取ることも含め検診してもらうこと。これもマストだ。今月中に行こう。皆さんも是非口腔ケアを。ほんとよ。

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でも、もう少し工夫できそうな気もする