昨日新しいクリニックの内覧会と講演会がありました。講演は「遺伝子検査と意味と使い方」をG and G社のT部長に、「痩せて美しく頭の良くなるサプリメントと、いいサプリメントの見分け方」をヘルシーパス社のT社長にお願いしました。各々1時間近いお話でしたが非常に有益で、聴かれた方はきっと満足されたと思います。残念ながら聴かれなくて詳細を知りたいと希望される方は是非僕にご連絡を。金儲けでなく本道を極めようと常に努力されているお二人の姿勢には本当に頭が下がります。
その後グルメのお二人と食事をともにしたのですが、そこでの話も非常に興味深いものでした。人間の遺伝子は4つのアミノ酸の組み合わせで膨大な情報をコードしているのですが、そのメカニズムが明らかになっていけばいくほど、その巧妙さはとても自然が偶然作り出したものとは思えない、明らかに人間より上の存在が設計したのではという確信を持ってしまうというのです。多くの理系の研究者は、数学でも物理学でも、極めれば極めるほど宗教、神の存在を確信するという話しはよく聴くのですが、やはりそうなのか。
どんなにすべて解明したと思っても、その次には必ずトラップが待っている。必ず1歩先を読んでいる理知的な何かがあって、これはとても人間以上のものでないと無理、という感覚に陥るそうです。そして思うことは人間の存在のちっぽけさであり、神が遊園地:地球ワンダーランドのチケットを遊んどいでーとくれた、そういうことなのではないかと思ってしまうとお二人とも言われていました。謙虚にならざるを得ない。おお、何故こういうことが、政治経済をやっている人間の頭には宿らないのでしょうか?
僕も人間は地球の上に、遊園地のしまる時間まで楽しく遊べよーと神に置かれた小さい存在という感覚をいつしか持つようになり、どんなものでも殺生はやめよう、限られた時間を楽しく遊ぶため病気にならないように抗加齢医学を勉強しよう(僕が思うにその真髄は、優雅に生きることは最高の復讐である、という言葉です)と始まったと思います。
お二人とも高学歴の超勉強家ですが、結構マッチョで文武両道の武闘派なのも共通しています。勉強家だが謙虚でしかも肉体派、こうでなくてはね。遊園地で遊びまわることは出来ません。本当に勉強になった1日でした。どうも有り難う!
偉い人たちには見えん・・・・