さっきから何度もやり直しをしている。同じ文章(じゃないな、どんどん変化し簡潔になっている)書くのこれで3度目だよ!あーあ、と言いながらもう一度。
今日は外来はお休み。ボブ・ディランの「ノー・ディレクション・ホーム」を見る。マーティン・スコセッシ監督の、ディランのインタビューとライブや私生活のフィルムで構成されたイカしたやつだ。
ディランは、母親が中学生の僕に突然レコードを買ってきてくれた思い出のミュージシャンです。ビートルズを聴き始めた頃の僕に「ビートルズもコンサートに行く大物らしいから買ってきた」と言う言葉とともに。
「グレーテストヒッツ」だったけど、1曲目の「雨の日の女」の奇妙な出だしの音と、続くディランのしわがれ声が強烈な印象だった。「???」。でも結構よく聴いていた。
「ビフォ・ア・フラッド」という、ザ・バンドとのライブが1番好きだったけど、それは音が好きだったわけで、DVDを見てディランは歌詞が総てというのがよくわかった。また聴きなおします。
ディランは有名になる前は、有名になるためにずるいこともやっちゃう普通の人。有名になってからも、利己的で自分のやりたいことしかやらない芸術家。若い時はかっこよすぎる。表情、目があんまり美しいのにびっくり。現在もいい顔をしている。僕の友人に表情が似ているのにびっくり。彼はだからもてるのかしらね。今度会ったら言ってあげよう。