今日はあまり疲れなかった。日によって大変疲れる感じが違う。考えてみると肉体的な仕事量はあまり変わらない。だのに、とてもやってられない位しんどい時もあれば、今から1日働けそうな気分の時もある。
「脳は疲れない」。これを読んだ時、目からうろこが落ちた(古臭いたとえだなぁ)。糸井重里と池谷裕二の「海馬」である。いい本だ。この本から僕のマイ脳の本ブームが始まった。脳は疲れない。疲れているのは目なのだと若手の薬学博士は言う。脳研究の第1人者だ。
目かぁ。そうかもしれない。でも自分の1日を振り返ってみると、目も含めて身体的には僕はタフだ。問題はエモーショナルな領域。精神的、感情的な疲れなのである。
身体的にはまったく疲れてなくても、気分的によろしくないと疲労感は強い。肉体的な重労働はむしろ気分の高揚を呼ぶ。感情的にグッドな出来事があると、それまでの疲労感は一気に消える。化学反応のように。ドーパミンが爆発するのだ。
身体的な疲労は睡眠でしか解決できない。しかし精神的な疲労は休んでもだめで、楽しい気持ちを触媒にして分解するに限る。触媒を捜せ!