今日は休養日で『2046』を見る。木村拓哉が出て、カンヌでどうたらと話題は多かったが映画評は芳しくなかった。敬愛する僕の元ボスが激賞していたのだが、正直なぜあれほどほめたのかよくわからん。ほめている人間と映画の種類がちょっとミスマッチなのだがなぁ・・・。しかし好きか嫌いかといえば好きな映画です。
話題が大きすぎたからで、何も知らずこれを見たら拾い物だ。映像もいいが、印象に残ったのは音です。
お昼に窓を開けて風の吹き込む部屋で見ていたのだが、広東語、北京語、日本語の響きが美しい音楽とミックスされて、本当にうっとりしました。風の香りとあいまって至福…です。
言葉は響きだと思う。内容より喋り方、そして響きではないかな、実は一番他人に影響を与えるのは。
ここらへんはちょっと意識したほうがいいな、と人と話す機会の多い開業医は思った。そして、これからアジアの映画を集中して見よう。いいよ。