科学的な努力

 なぜかくもゴルフが下手になったか?これは最近の僕の大きな疑問であった(ほかに大事なことがないんかい?)。確かにアキレス腱の手術はした、しかしスイングはいつも通り出来ている。ところがぎっちょん、100はまあ普通に切れていたのに110でよし、ひどい時はカウント不能、もうやめようと割とまじめに思っていました。

 しかし実は全然前と同じじゃなかったのだ。それをちゃんと指摘してくれた人がいて、解決策が提示された。ゴルフをされる方はお分かりになると思うがクロウズド・スタンスをすると身体が回りやすくなる。アキレス腱、股関節のトラブルで身体が回転していなかったのである。当初気持ちが悪かったのだが、わかってくるとこの方が圧倒的に楽で、まともに当たる。いかに怪我の影響が大きかったか思い知るとともに、無駄に過ごしたゴルフの時間の長さを考えてため息が出た。

 努力は総てを解決するという。確かに努力なくては何事もなされない。しかし間違った努力もあるのだ。間違った方向への努力は全く無駄である。「考えることを放棄して努力へ逃げる人々」という文章を昔読んで、なるほどと思った。頑張れば何とかなるよ!という人のいい掛け声で頭を使わないで無駄に時間を浪費している人の多さよ!僕もその一人だった。いかにすれば効果が上がるか、科学的に考えて照射角を厳密に定めて最小の時間で最大の効果を得るようにすること。物事の達成には情熱とともに科学的な努力が不可欠なのである。

??????.jpg
いつか光が・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です