今日は久しぶりにチャーリー・バードのCDを聴きました。「ボサ・ノヴァ・ペロス・パッサーロス」です。といってもほとんどご存知の方はいないと思いますが・・・地味ですから。
アメリカの学会でワシントンに行ったとき、ブルースアレイというジャズクラブに行きました。今にも雨が降りそうな夜。新聞でどのジャズクラブに行くか検討していた時、知っていたミュージシャンがやっていたのはチャーリー・バードのブルースアレイだけだったので決定したのです。といっても実は聴いたことなかった。
カジュアルなクラブだったのですが雰囲気はさすがによく、年配のカップルが目立ちました。「爺やからなぁ」などと失礼なことをわれわれ日本の若者はほざいていたのですが、舞台にあらわれたチャーリー・バードは禿で白い髭を生やし、丸いめがねをかけた丸っこいほんとに爺さんでした。サイドメンもご年配。
しかしものすごーく音楽はよかったです。雨の夜にぴったりな静かなやさしい音で、特に彼がギターを弾きながら「アイム・オールドファッションド」を歌った時は泣けました。それでCDも買って帰ったのです。
久しぶりに聴いたのですが、いや、やっぱり素敵です。一般的な人気は出ないだろうけど。彼は僕の目標の一つです。・・・いや、なに、じじいがボサノバギターを弾きながら歌うというのは素敵じゃない?それをしたい!!それです、それ。
ええなぁー