ちょいボラおやじとは何か?ちょいワルおやじは古い!今はちょいボラおやじがキテイル!・・・らしい。ボラってボランティアのことです。笑えるなぁ。ほんまか?という感じですが、確かにボランティアに興味を持っている元気な団塊の世代おやじは多そうです。
実は僕はちょいボラおやじです。
同門会という、大学で働いていたある医局の在籍者の会で、いろいろ事情があって機能不全に陥っていた同門会を復活させようと有志が集まって幹事会が結成されたのですが、最年長ということだけで幹事長をやらされています。実際の運営は僕より遥かにしっかりしてきちんとした幹事数名がやってくれているおかげで何とか動いているのですが、2年近くなってちょっとみんな疲れている。今日も集まって新年会の運営とか同門会誌の編集とかいろいろ。みんな忙しい開業医で、月に最低1回とはいえ何かと手間がかかるのです。K先生なんかは診療所に事務局のファックスを置いている献身振りで涙が出るのですが(てっていボラおやじ)、みんなこれが、ぜーんーぶボランティア。
年末はノロウイルスでみんなやたら忙しく、やってられっかい!で、同門会誌や名簿の発刊が遅れていたのですが、医局からはまだでしょうかというクレームがヒソヒソと来たり、ボランティアという甘えは実は許されないのです。ボランティアでも何でも、一度仕事として請け負うと、やはりそれは結果を期待されてしまう。以前デイケアの見学に某診療所に行ったとき、スタッフの数として読みにくいのでボランティアは採用していませんと仰ったところがあったのですが、やはりそれは見識です。
とか何とか言ってても仕方ござーせん。きっと僕の中の何かが変わるだろうと思ってやることにします。僕くらいの年代になると、金じゃないのよーという感じが分かって来ます。そうじゃない部分のほうは実は大切だと。で、続けるか、ちょいボラおやじ。しかしやっぱりちょいワルおやじのほうが・・・。