第2回NST医療連携イノベーション in OSAKA

 Yahoo! じゃなくてヤッホー!夏のはじまりから続いた講演5連発が今日をもって一応終了しました。実はまだあるけど少し気分が違う。ネクスト・ステージって感じ。

 「第2回NST医療連携イノベーション i n Osaka」というやつで、糖尿病治療の医療連携に関して10分ほどのプレゼンテーションと、パネルディスカッションのパネラーをしました。僕はクリニックのスタジオでやっている運動療法に関して動画も使って話したのですが、おかげさまでなかなか好評でした。こういった毛色の違う会で低負荷スロー・レジスタンス・トレーニングの話をすると「知らなかった!すごいですね!」という反応に出会うことが大変多いのですが、これが日常になっている人間と一般の医療従事者との間には、いまだ大きな認知度の差があるなぁと驚いてしまいます。まだまだやることが多い。

 NST(栄養サポートチーム)の会は外科や消化器の先生が中心なのですが、僕はどういうわけか市立医療センターの西口外科部長が主宰する「なにわNST倶楽部」の世話人をやっています。今回の会は大阪市立大学消化器内科の荒川哲男教授が中心で運営されていますが、参加者も大学関係者が多く、2つの会は同じ大阪市立大学系にもかかわらずかなり雰囲気、色合いが違いました。

 市立医療センターは規模といい診療レベルといい大学病院と同じように僕は感じていたのですがやはりCity General Hospital であり、University Hospital とは違う、一般臨床家目線の高さがあると思いました。こんな風に感じたのは初めてです。大学はやはり研究組織、素晴らしい専門家グループであります。しかし他のことはほとんどご存じない。どっちがいいというのではない、両方必要なのでしょう。NSTもセ・パ両リーグのように2種類必要である。

 日頃のルーチンワークから離れ、こういった専門家集団の会に出ると必ず何か新しい発見があります。しんどいこともあるし億劫だったりもするのですが、行ってみれば何かある。馬には乗ってみよ、人には沿ってみよ、引き篭もりはいけません。しばらくはNoと言わない僕でいこうと思っています。

時間があったのでコーヒーハウスで「デトックス・ソーダ」なるものを飲む。極めてコストパフォーマンス悪し!

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