見ました、遂に。 何をって、あれですよあれ。
Shine a light です。うー、遂に見た。アカデミー監督のマーティン・スコセッシが監督したローリング・ストーンズのライブ・フィルム。
昨年公開されて、見に行こう、見に行こうと思いながら時機を失し、DVDが出たから借りよう借りようと思いながらどんどん時間が経ってしまった・・・。しかし遂に見たこの映画、・・・サイコーです。
スコセッシ監督はかなりのロック・ファンで、ザ・バンドの「ラスト・ワルツ」とかボブ・ディランのDVDとかも監督しています。この映画もストーンズの方から制作をお願いしたようですが、いろいろな感情のもつれを乗り越えて(映画の冒頭で示されます)ストーンズの最良の部分が抽出された映画です。ともかくカッコよい!こんなんありか!?
で映画は「どうやらストーンズの核はミックじゃなくキースらしい」とか「チャーリー・ワッツは単に地味で無口というのじゃなく、昔のフィルムから察するに、かなりクールなカッコいい男のようだ」とか、いろいろ発見の多い、ストーンズが好きだったら本当に150%楽しめる映画なのですが、ここで皆さんが注目しなくてはならないところが一つ。
ミック・ジャガーの身体つき、その動き、です。
彼はこの時63歳です。スリム、贅肉なし、2時間歌い踊り続ける。
遊んでるだけじゃできません。
最近僕の患者さんを見るに、85歳くらいまでは65歳程度のパフォーマンス、外見を保つことができるという確信が出てきました。ミックもおそらくそのつもりでしょう。
そう思うと人生の組み立てが変わってくる。85歳まで歌って踊れて元気だと今からの30年、僕はどういうふうに生きていくか、何をしなくてはならないか、新しい視点が出てきます。
すべてのオッサンたちは Shine a light を見なくてはいけない。
そして考え直そう。今からでも遅くない。
皺も勲章です。