しびれるお話

 ペラペラと医学雑誌を、じゃないな、カチッカチッとクリックしながら医学トピックスをネットサーフィン(死語ですか?)していたら、おお!天下のニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスンの編集者へのレターのページに面白い記事が載ってるぞ。

 Thunderstorms and iPods — Not a Good iDea (NEJM 357(2):198-199.2007)雷雨にアイポッドはいい考えじゃありません。イヤフォンで長時間音楽を聴く事は永久的な聴力障害も報告されているが、それに加えてまたまずい事例が加わった。カナダからの報告。37歳男性、iPodを聴きながらジョギング中、約2.4m離れた樹木に雷が落ちたのだが、それとともに衝撃を感じた。胸部・左下肢に2度熱傷、2つの線状のやけどが前胸部・頸部に沿ってイヤフォーンの位置に一致した外耳まで到達していた。両鼓膜は破れ、重篤な伝導障害を生じている。側頭骨はあぶみ・きぬた骨関節で両側分断されていた。

 おお、恐ろしい!iPodは雷までダウンロードしたわけね。ゴルフの時の雷は結構怖いものであるが、夏の夕立の時なんか何も知らずにiPodを装着して歩いてる若者なんぞごろごろいるぞ。音楽にしびれたかと思ったら落雷だったりして(極めておじんギャグ。すまん。)

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ひぇー!

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