コミックス フリーク

ホームページが新しくなって、それに伴ってブログも執筆陣一新、タイトルもページもカッコよく変えよう!と思いつつも実務作業は遅々と進まず(スタッフみんな忙しい)。で、ブログ更新もタイトルが変わってから、と思っているうちに1ヶ月がまさに風のように過ぎた。

5月でホットだったのは「マルコポロリ」の録画だった。芸人さんが当院の抗加齢ドックに来られてそれを番組に仕立てる形式だが、撮影は昼休みの2時間のみ、撮り直しなし、いろいろのご注文を出来る限り対応させていただいてというところですが、僕としてはTV局さんの割り切りのいい画面の希望と違って、もっと調べないとなんでも断言出来ないよ、という気持ちが残った。きっとうまく編集されておられると思います。6月16日放映。

5月で新しかったことはコミックス、漫画ね、を読む量が画期的に増えたことである。今までの人生で読んだ量を軽く凌駕する。自慢にならん?きっかけはKindle。この1クリックですぐ読めるというシステムは怖い。しかもAmazonはセールを結構やるので、1500円の新刊書が500円だったり、コミックスが100円で買えたりするので愚かな消費者はすぐ罠にはまるのであった。

Kindleの僕の本棚には目を覆わんばかりのコミックスの山が・・・。いつの間に・・・。「ジャイアント・キリング」「宇宙兄弟」という長く続いているシリーズものに手を出したのがまずかった。「信長のシェフ」「うさぎドロップ」とか「山賊ダイアリー」「おとこ(女偏に男と書く)の一生」なんてのもすごく面白い。いや後悔はしてないです。

コミックスを読んで思ったことは、変な小説よりずっといいんじゃねぇの? ということだった。女性の書く恋愛小説を読むのは僕の趣味の一つでもあるが、いくつかのレディースコミックは間違いなく小説以上だぞ。

何故コミックスが小説より下の地位にあるか?単に歴史的なもの(小説は昔から在って多くの人の心の糧であり、小説家はインテリで・・・)ではないかな。読者の心に与えるインパクトをもってその優劣を測るならば現在の小説は威張れない。絵の質にしても、井上雄彦氏は日本で最も画ける墨絵画家という評価もあるし。コミックスは小説と映画の間に並列に位置する優れたエンターテイメントと思います。今頃気づいただけで他の方はとっくにご承知のことかもしれないな。クールジャパンでも日本のコミックスを押してるし(でも売り方になんとなく愛情を感じないのは誤解であろうか?)。

単に娯楽だけでなく、伝達方法としてコミックスは大きな可能性がある。医学書でも漫画のやつがあるし、何故かとっつきやすいというこの性質は、医学的知識モロモロの伝達方法として当院で何か使えないか?と仕事のことも考える。

まっ、何はともあれKindleをもつと、ついブックストアでコミックスを捜してしまう日々。いいんじゃないの。

 

こいつが悪い。

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