医者の不養生

 新年明けて外来開始3日目。まだバリバリやる気にあふれている・・・というか肩の辺りに早くも疲労の影あり。
昼休み、ぼーとして新しく来た「日経メディカル」をパラパラすると<医者は不養生>とのタイトルが目に飛び込む。副題は<過労、ストレス、健康軽視が心身むしばむ>である。

 おお、俺の記事が・・・

 841人の医者へのアンケート結果。「あなたは不養生ですか?」77.8%がイエス。その7割が運動不足で、精神的に不健康だと思うのはなんと55%。
 「自分はひょっとしたらうつ病ではないかといつも思いながら生活している」(50代、内科、診療所開業医)・・・俺か?いやいやいや(松ちゃん風に)、しかし身につまされる。

 「医者なので仕事を休めないと思いますか?」66%が強くそう思う。28%がそう思う。
 そうだよなー、アキレス腱切って手術した時も休んだのは手術当日だけで(しかも定休日)翌日から外来したもんな。今でも痛いのはあれが悪かったんじゃ・・・と頭を掠める。

 「仕事にストレスを感じますか」80%以上がイエス。一般的アンケートでは60%位らしい。感じない奴はいないだろ、と思う。

 アメリカ、カナダ、イギリスでは医師会が医者の健康相談の電話センターを設置していると記事にあった。アンケートでは仕事を休めないでいける医者専用の病院を作って欲しいなんてのもあったぞ。なんかこういう記事を読んでいるとますます疲れてきた。

 まず自分が健康であることが基本だろ。
 その最低ラインを守るために優先順位を考える。今は結構滅茶苦茶だがその整理から始めることにする。と言ってもねー・・・

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ひぇー

 

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