昨日の出来事。僕にソファー(イギリス製の巨大なもの)を下さるという奇特な方がおられたので、新しい診療所に利用できるかもしれないと思い、送り主の方にお願いして業者に運んでいただいた。
40代、50代のおっさんふたりが担当で持ってきたのだが、予定していたところに入らないと大騒ぎすることとなった。確かに大きいのではあるが、僕の印象だと無理じゃないのだがなぁ。いくつか他の場所も考えたのだが、いずれも「これはあきません」「無理。持って帰りまひょか」。僕が対応に出るまでは事務のものが対応していたのだが、彼らがやけに怒りっぽいので僕に応援を頼んできたのだ。
彼らは一応プロであり、メジャーも出して無理というのだから無理なのかなぁ。運送賃も払ってるし何とか考えようと一時的に駐車場に置いていただいて引き取ってもらった。ちゃんとサイズを確認しなかった僕がバカであると本当に後悔していたのだが、スタッフの何人かと相談し、小さな庭の塀を一部解体して植木を強行突破し窓から入れれば入るかも、と思いついた。結構大変だけど。
同じ日に引越し業者に、ある建物の大量の荷物をちょうどソファーを置こうとしている建物に移動するよう頼んでいたので彼らに手伝いをお願いする。20代と思しき若者達は非常に快く引き受けてくれた。
で、なんやかんややっていてソファー搬入は夜の9時頃になった。「悪いねー」「いや、全然かまわないっすよ!これ庭から入れるの大変みたいだし、ドアからいけるんじゃないっすか?」「でも運んできた人は無理だといってたよ、専門家みたいだっけけど」「・・・うーん、まあ、やってみますわ。これをこうすると・・・」
・・・入った。
彼らは非常に気持ちのいい2人であった。丁寧、親切、いつもニコニコ。ソファーの件だけじゃなく結構難題があったのだが、何よりも無理と考えず工夫を楽しんでやっていた。
僕はどうも感じのいい若者達、どうしようもないおっさん達というシチュエーションに遭遇することが多く、「最近の若いもんは・・・」という台詞に強く違和感を覚えるものである。
また頼むよー、徳田君、大塚君。