面白いペーパーを紹介。
Music listening enhances cognitive recovery and mood after middle cerebral artery stroke
Brain 2008 pdf
脳卒中になった人の急性期リハビリテーションの時から、自分の好きな音楽を1日1,2時間聴く、オーディオブックを使い文章を聴く、何もしないという3群間で認知機能や精神状態に及ぼす影響を半年間に渡り比較。フィンランドからの報告。
結果:言語記憶での改善、焦点注意力の改善が音楽群で、言語、対照群にくらべ優れていた。音楽群ではまた、うつが少なく、混乱した気分が対照群より少なかった。脳卒中発症初期の音楽聴取が認知機能回復に役立ち、気分障害予防に役立つことが示された初めての論文である。
どんな音楽だ?読むとこれは以前好きだった音楽ということで、多くは歌詞がついていると書いてあった。考察では脳科学的にはクラッシックの方が有益かも・・・ということであるが、好きな音楽を聴くということが大きいんじゃないだろうか。少なくとも欝になりにくいのは確かだ。
音楽療法というのがあり、うちの法人のデイサービスでも療法士の方にやっていただいているが、昔親しんだ曲というのが効果がある。個人的にも音楽療法は日常茶飯事にやっていて、今日は気分がのらないからアップテンポのこいつで行こうとか、みんなもそうでしょう?
「うーん、君の調子が悪いのは内臓じゃないよ。心、気持ちよ。じゃ、薬出しとくからね。CSNYの「アワ・ハウス」、毎食後と寝る前、特に寝る前ね、ちゃんと聴いといてね。自分で歌えるくらいになっといてね。2週間後に僕に歌ってきかして。えっ、「いい日旅立ち」の方がいい?しょうがないなー、じゃ、それでいこか。不本意だけど。」
こんな日はいつか来る!?
[オーディオブック]オーディオブックを10倍楽しむ方法~好きな音楽をBGMにする~
今回の記事ではオーディオブックを10倍楽しむ方法を紹介します。 オーディオブックを何度か聞いていると飽きます。私の場合、日本語だと10回、英語だと100回くらい聞いていると内容に飽きます。いくら好きなオーディオブックでも「もう聞きたくない…」と食傷してしま
そんな 夢のようなカルテが出来ればいいですね
私には、どんな処方箋を 書いてくれるんでしょ
うかね
私は 今日の読売新聞に興味深い 記事を
見つけました それは チャプレンの事です。
病院などで、患者や家族らの精神的ケアを担う
宗教者のことです まだ 日本では 数少ない
ですよね 欧米では もう 養成基準があって
着実に普及しつつ ありますよね
日本の病院にも 早く全国組織に、広がって
ほしいですね。 私の希望でした。
コメント有難うございます。チャプレン教えていただいて有難う。存在は知っていましたがチャプレンという言葉は初めて知りました。日本は無宗教というか多神教というか、欧米とはバックグラウンドが違うので普及は難しいかもしれませんね。でも医療関係者以外に心に関してちゃんとケアすることの出来る存在はとても大切だと思います。どんな形がいいのかな?
元々は学校や病院の礼拝堂付き牧師を意味していたが 今はケアの専門職として、活動しているみたいです 癌などの告知により、ショックを受けた患者に対し これから どうしたら いいか
その 話相手になってあげて まずは 治療を受けるしかないんだと、心を 落ち着かせて あげる 病気にどうかかわりたいかを見いだし、
治療への意欲支えてあげる それが、患者さんの治療の選択などに 参加することへの支えとなり医療の質向上に つながると 思います
お医者さんや看護師さんには、そんな 患者さんの心にじっくり寄り添う時間もないし緩和ケアを
充実する為にも 必要だと思います。
でもここ 市立堺病院では 最初 看護師の 精神的ケアが目的だったそうです
看護師が笑顔でないと患者が元気になれないと
疲弊している看護師が少しでも 元気になってもらいたいと考えたそうです
これからは(臨床スピリチュアルケア協会)も
動き出してるそうです
医療は確実に進歩していると思います でも
対話型ケアを行うチャプレンは終末期の人に限らず 治療の早期から精神的ケアにかかわり チーム医療を支えていると思います
私もボランティアでお手伝いをしたいです。
新たにチャプレンを医療スタッフに加える病院
が増える事を願います。先生 頑張って!!!