Yes な夜と忘年会

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Yesのコンサートに行った。

いったいそれは何ですか?というのがおおかたの反応だろうねぇ。70年代を中心に活躍したプログレッシブ・ロックバンドです。プログレ?何ですか、それ?という方はwikipediaを見てくれたまえ。そこでも「ロックの説明しにくい1ジャンル」と書いてある・・・。芸術性が高く、ヒットシングルよりコンセプトアルバムを特徴とする、代表はピンクフロイド、キングクリムゾンとかいったバンドね。このイエスもいれて御三家かもしれない。

僕はファンでも何でもなく、どっちか言うとプログレは苦手な方ですが、ロック3大巨峰(ポール、ストーンズ、ディラン)のコンサートを今年一緒に征服した中学からのロック友達R作君に誘われて、一人では絶対行かないという興味から、また彼と喋るのが楽しみで行くことにした。

ガラガラじゃねえの、という懸念は上の写真にあるように会場のオリックスホールの前にたむろする群衆の多さを見て吹っ飛んだ。イギリスのプログレが好きなガチガチのロックおやじばかりじゃねえの、というのも、思いのほかの女性の多さに裏切られる。ロック熟女ですかぇ、でも皆さんおしゃれで素敵です。

Yesはオリジナルメンバーが3人。みんな僕より年上で、でも長髪(スティーブ・ハウなんて禿げてるから、白髪の落ち武者のように見えるぞ)、ロックアピアランスで結構でした。音はかなり楽しめた。R作君はかなり高評価。メンバーは自分たちの音楽が聴衆に熱狂的に受け入れられたことでとても嬉しそうでした。いいね!

ロック3大巨峰もそうだけど、60,70代になってロックコンサートをし続けるパワーに感動する。お金儲けではない。好きだから、やらないと死んだも同然だから、人が何と言おうと俺はやる!というソウルを感じます。これぞ僕の目指すものだ。

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月は変わり、恒例の静岡は田中消化器科クリニックの忘年会(演芸会)に参加する。このブログでも何回か書いたが、そこでの大演芸会に我々は過去2回吉本新喜劇を引っ提げて登場し、僕のシリアスな評価によればちょっとすべったのである。関西をわかってる人には非常に受けた。しかし新喜劇を放映していない静岡の人にとってはちょっと引いた?

それはともかく、今回も吉本いくよ―と思っていたら、会場が今までと変わり超ゴージャスな日本平ホテルに変更となっている。関係者数人に尋ねるもみんな理由を知らず。ボールルームが会場で、僕の第6感は「吉本、やばいんじゃない?」とささやいた。で今回は趣を変えて、うちの紹介を(150人位来られるのでご存じでない方も多い)DVDにまとめてみることに。しかしそこにはおのずから受けを狙う大阪テイストが出てしまい、ちょっと放送事故のような映像も。

で大阪から総勢10人で意気揚々と会場に着くと、なんと!!単なる忘年会じゃなく田中先生の開業25周年記念を兼ねているではないか!雰囲気は正式の晩さん会、料理はミシュラン1つ星シェフである。  ・・・正直めまいがしました。

遠方から来られた方も沢山おられるのだが、我々同様こういった会だとご存じでない方も多かったようで、田中先生は照れ屋で気を使わせてはいかんとお知らせにならなかったようである。いつものようにしてほしいと。でもねー、これじゃあ「ドッキリ」じゃないの、それならそうとDVDも考えたのになー、と思っても後の祭りである。上映前の挨拶をどう言うか、気が気じゃなかったぜ。

結果的には、演芸会でいつもの雰囲気に戻り、DVDも割と好評で受け入れられた。最後にもオチをしかけていたのだが、それが笑っていいのかどうしようか・・・という雰囲気で終わったのが残念。でも後で数人の方から「あそこは大阪だと、吉本の様に前にずっこけるとこでしょう?いやわかりますよ」という言葉を戴いた。良しとしよう。

その晩は結構飲み、朝は6時過ぎに目が覚めると、上の写真の様にベッドから朝焼けの富士が見えた。来年も来たい、出来れば演芸会抜きで。

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