緩和ケアの患者さんが増えてきた。緩和ケアとは多くは告知された癌患者さんで、痛みを伴うため麻薬も使用しているというケースをいう。
今日往診した患者さんは60代の男性だがとても明るかった。好きなお酒は止めているというが、寝つきも悪いため「少し飲みましょうよ」というととてもイカシタ笑顔をした。彼は歩くことも出来るし、ぱっと見は普通の人と変わらない。
麻薬の副作用である便秘がひどいのだが、半身浴すると腸も動くしそうしましょうと言うと「今日から入るわ」とうなずきながら言った。
僕は癌を宣告され、それを受け止めている方と話すと自分自身がすごく安らいでいる感じがする。障害者の方と話していても同じで、自分の中のつまらない自尊心(かな?)みたいなものが無くなって、その方と純粋に向かい合っている安心感に満たされるような気がするのだ。
同情ではない、勿論。彼らは普通の人間の持つつまらない心根を、一度洗いざらい洗濯にかけたようなピュアーな感じがする。お金とか地位とか、そういうのを超えた感覚。生きているというそれだけの確かな手触りで生きている感じ。
帰りの自転車でゲリラ豪雨にあうが、いつもの自分を呪う心持ちもおきない。
自分に出来る最上のことをするしかない。そう思いながら自転車から降りる。(1分後にはあまりの雑務の多さに激怒したりしてるんだけどさ。)
コメントありがとうございます。
カード、BOX提出いたしました。遅くなってしまって、、、これからはとてもスケジュール管理が難しくなるので、要注意いたします。といいますが、どうもそのカードがしっくりこない、、、どうもカードなしのほうが、ご家族も評価しやすいような(汗)。説明も簡単ではないですし。面接・面談方式だと、手元にもっていただいて口頭で回答していただくものとしては手軽でいいかと思うのですが、、、。
で、同時に作成した評価表を基本に使用していくことになるかと、、、。この評価表は、生活にそくした評価なので、そのご利用者様を知るためには使える表かと。。。
ん~、頭の中のものを具現化することは難しいとよい経験になりました。。。
了解。なんでも試行錯誤だよ、一度でうまくいくほうが少ない。
ベターな方を選びましょう。