ニッチな男

長年患ってる(もうジジイの発言だね!)足の具合について最近変化の兆しが見られる。明らかに改善のスピードが加速しているのだ。ウッシッシ。なぜアキレス腱の手術をしてかくも長びいているか?これはもともと手術した方の右足股関節はボロボロで、朝寝起きは階段を登るのに手すりにつかまらないと痛くて上がれないというのが日常だったんだな、よく思い出してみると。で、右足にギプスをしていると動かさないので非常に楽になった、やったーと思っているとはしゃぎ過ぎて左の股関節がギクッとなり、両足を使えるようになると両方とも痛くなったという不幸な経過である。長い距離を歩くのがためらわれる(ジジイの発言、再び!)というのはちょっとこたえるが、年をとって足が不自由な人の気持ちはよくわかった。

で、どうするか。痛み止めを飲むというのはイージーな解決策で、実は多くの高齢者は痛み止めを使用しているが腎機能が悪くなったり胃を悪くしたりと副作用も多い。僕もゴルフをするときは1錠飲んでからいくと全然楽で(そこまでしてゴルフしたいか…)気持ちはわかるができればお世話になりたくない。ここは自力でリハビリテーション、努力して動かしていく、骨、関節を支える筋肉を鍛えていくしか道はないのだよ、ベイビィ。

幸いにして僕にはパワーリハビリテーションという手段が近くにあり、痛みに対しては鍼灸、アロマセラピィという味方があったが、もっと日常的にいつでもどこでも鍛えられないかというのが課題であった。で、最近それがほぼ確立してきて、それとともに歩くのが楽になってきたのでそれを皆さんにお伝えしたい。股関節のトラブルを抱えている人は多いので。

まずは1日10回でもいいからスクワットをやりましょう。相撲で股割りという稽古がありますが、すこし両足を外側に開いた状態でゆっくりと腰を落としていく。背中は垂直なままで、前かがみにならないで、曲げた足の膝が足の指より前に出ないように腰を落としていく。膝が90度まで曲がったらそれでOK。今度はゆっくりと戻していきましょう。その時完全に膝を伸ばしきらないで、少し曲げたままで次の屈伸に入る。行程はできるだけスローに、呼吸もゆっくりしたままやりましょう。10回できるようになったら20回くらいまで。それを1日3回位する。できれば膝の曲がる角度をもっと深くしてもいいです。

わざわざ時間をとるのはこれくらいにしておいて、後は暇があればやる。ふと時間が余ったとき、ボーとテレビを見ているのならその時に、ともかく時間を見つけてこまめに稼ぐ。これがコツです。

案外何もしていない時間、というか実は複数のことができるのにやってない時間というのは多い。歯を磨く時、片足で立つ(これは大腿骨頸部を鍛えるのに役立つ。ここは高齢者で骨折の多い場所で、寝たきりになることが多い。この片足立ちで有意に骨折が少なくなることが証明されている)。または爪先立ちになる。車に乗っているとき、停車中にハンドルを両手で左右から力を入れて押す。大胸筋のトレーニング。本を読むとき座らず立つ。またまた片足立ちで。またはいすを使わないで中腰で読む。

こういうのはいくらでも工夫できる。身体だけでなく仕事も数分で片付くのに取り掛かるのが億劫でずるずる出来上がりが遅れているものが多い。そういうのを選んでおいて、あいた中途半端な短い時間にさっと取り掛かる。完成しないかもしれないが、一度とっかかると続けることが簡単になる。案外手間じゃなかったな、と思ってしまう。

隙間のような短い時間を利用して身体を鍛える、仕事をしてしまう。案外すでに実行している人は多いんじゃないかなとも思うが、かなり有用ですよ、このニッチは。使いであり。ニッチな男になりましょうね。

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