先週の日曜日にパワーリハビリテーションのセミナーをやったのだが、それからもう1週間がたってしまった。何をしていたんだろう?僕がブログを書くのは風呂上り、頭が乾くまでの間というのが多いのだが、帰ってきて夕食をとり、入浴したらすでに翌日でしたというときはさすがに書けない。そんな1週間だったのだろうか。予定表を見ても、漢方の勉強会に行った、友人の個展に行った、大学病院時代の実験グループ恒例飲み会があった、ぐらいなんだかなぁ。まぁ十分か。
覚えている確かな事実が一つ。Amazonから届いた本をその日ずっと読んでいたのだ。それは「マーシャル・マクルーハン広告代理店。ディスクガイド200枚。小西康陽。」である。後輩のalfesta、あっくんのブログhttp://brokenstones.blog68.fc2.com/blog-entry-19.htmlで知り、小躍りして注文した。期待にたがわずであった。
なんとカッコいいのだろう。僕は彼の文章もだが、作る本の装丁やレイアウト、全てつぼにはまっているのである。大体このタイトルの広告代理店ってなんだ?同じタイトルのディスクが紹介されているのだが全く言及なし。
「・・・そもそもディスクガイド本を買う人間に音楽がわかるはずがない。・・・本書はディスクガイドの形を借りて書いた自伝であり、未だ作られていないソロ・アルバムの企画書であり、理想の女性に向けて綴った求愛の書である。」というのが裏表紙のコピーね。「1974年以降の音楽に聴くべき価値などない。同じく1974年以降に生まれた女性にも興味を失った。」!!!?
セロニアス・モンクの音楽のイメージを「とても美しい顔をした少年が微笑むと、前歯が2本欠けている。」「・・・この人の曲を演奏するのが大編成であればあるほどユーモラスな部分も増幅されていく。」・・・するどいなぁ。
まぁ知っているのは半分もなかった。マッカートニーの「ラム」(意外!)、「パリのめぐり逢い」のサントラという、僕も偏愛するディスクがあげてあったのは嬉しかったけど。奥さんの長谷部社長もブログで書いているが、好きなアーティストは重なるがあげているディスクは違う、というのが僕も結構ありました。屈折してるんじゃなぃ・・・って感じますけど、この嗜好には興味があります。
「好きな本と音楽があれば人間は一人じゃない」そうですが、両方あわさっているこれは、今までの彼の本3冊に加えて僕の永遠のヘビーローテーションになりそうです。加えて実用的だし。
先生、昨日はありがとうございました。
また拙ブログへリンクをはってくださり恐縮しております。
小西さんの趣味に「ラム」がはいっていたのは、
ほんとうに意外でした。
このガイドを読んだあと、これいいな、と思ってクインシー・ジョーンズのCDをアマゾンで注文しようとしたら新品は手に入らないことが判明。セカンド・ハンドを出品しているひとがいるのですが、なんと8000円以上の値段をつけているんです!!!
あっくん、ガックン(ジョイマン調で)。
コメント、サンキュー。
本当に欲しくなるやつが一杯あってこまるずら。
僕も何枚かチェックしています。トンバ4っていうボサノバ
が気になる。
あとシュガーベイブが入っていたのがよかったなー。
スポンサー関係無しで純粋に趣味を教えてくれる稀有の本
だと思います。