東京っぽい

今日診療が終わってから末梢血管疾患(PAD)セミナーに行ってきました。大阪市立総合医療センターの糖尿病の権威、細井先生の短いレクチャーと、帝京大学外科の新見正則准教授の講演です。

 

細井先生はお馴染みの親しみやすくわかりやすい語り口で、糖尿病の血管病変の予防法について多くのデータを示してくださいました。大阪の(特に城東、鶴見、旭、都島の4区における)糖尿病ネットワークの牽引車で、いつもながら勉強熱心なのには、そしてお優しいのには本当に頭が下がります。ファンです。かわいい。

 

かたや新見正則准教授の講演は非常にユニークでした。末梢血管疾患、特に閉塞性動脈硬化症についてのお話でしたが、ベーシックな内容に先生の知見、考えを大胆に加えられ、それを落語家のような飄々とした語り口で話されるのは、本当に東京人だなー、関西にはないよなーと非常に印象に残りました。

 

先生は慶応のご出身ですが、なにか東京の先生には私生活の充実が覗えるような、勉学の話をされていても何かこの人は普段の生活も楽しそうだなーと思わせるサムシングを漂わせた方が多い気がする。

 

偏見じゃろかね?いや、しかし僕と同じような感想を持っているやつをほかにも知っているので、あながち見当はずれというわけでも無さそうだ。

 

なにか都会派というか、余裕を見せるのがお約束という感じがします。必死で頑張ってます!というのはちょっと田舎くさいのですが、それの対極。で優しいけどべたべたじゃなくちょっとクール。冴えてる、という感じですかね。

 

先生のブログ http://ameblo.jp/mniimi/ を見るとそうでもないかな、と思ったりもしますが、実物の印象はそうだったのよ。刺激を受けて元気になりました。

 

ここ1週間はこんな予定が一杯でブログを更新する時間もなかったのですが、こんな刺激を受けると午後10時に会が終わっても元気にPCに向かえます。有難いことだ。行った甲斐があったよ。

 

新見先生。背がひょろっと高い。

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