サボテンの夏

これは何か?

 

診察室に鎮座するサボテン様の先端である。先のほう、15cmばかりが薄緑なのがわかるかな?新芽である。新しい息吹が吹き出ているのである。

 

今は全長2m近く育ったサボテン様だが、4年ほど前には50cmほどの子供だった。

 

初めて知ったのだが、サボテンは先端部から元々の径の4分の1程度の細い新芽がオリジナルの大きさの1.5倍程度の長さにまで伸びていく。そこで大きくなるのは止まり、今度はゆっくりと径が太くなっていくのである。

 

元の径の半分程度にまで太くなって暫く活動が止まっていたのだが(冬のせいだな)、今度はその太さでゆっくりと長くなってきた。色がいかにも新鮮である。できれば天井を突き破って欲しい。

 

世話係である外来のI嬢が「大きくなれーと思って一杯水をやったんですが、よかったんでしょうか?」と言っている。サボテンやからあんまりええことないんちゃう??

 

この人的環境でよく育ったものである。植物は偉大だ。地球の支配者は植物という説があるが、僕は同意するね。ゴッド・ブレス・サボテン!

 

 

先端部を凝視するように!

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