病診連携

 昨日はK医大の小児科の先生方と病診連携(病院と診療所が患者さんを診るにあたって親密に連携し協力すること)のための会合がありました。診療所の夜診で子供さんが肺炎と判明した時、夜に小児科医がいる病院は非常に少ないためにどこに紹介していいか開業医として非常に困る場合が少なくありません。こういった事態にK医大の小児科は一肌脱ぎましょうと言うわけで、ホットラインの開設まで話がすすんでしまいました。実際もっと煮詰めていく必要がありますが、でも神様のような人たちですね。

 こういった病診連携を強化しましょうという試みは結構あるのですが、なんとなく表面的な、ビジネスライクな感じで終わる場合も多く、タイトな関係が構築出来るのは実際のところわずかだと思います。しかし昨日はわざわざT教授、A講師が出てこられ、お二人とも本当に誠実でお茶目なお人柄で、医師会担当理事としてとして出席したK先生と僕は心から楽しんでしまいました。これで非常に実際的かつ有益なプランがいくつか出たので言うことない。関係者の方にお礼を申し上げたい。後は実行するのみで、緊密な関係を築いていきたいと思います。

 医者は専門の科によってタイプがあります。お二人とも小児科医というのが納得の、フレンドリーで明るく話が面白い。食物アレルギーや花粉症、注意欠陥多動性障害(AD/HD)や自閉症の話題も興味深いものでした。僕もAD/HDのようだ、どうやら。後で調べると内科医と精神科医は非常に適した職業らしい。よかった(おいおい)。

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医者もいろいろ

病診連携」への3件のフィードバック

  1. NNC事務局

    お久しぶりです。地域連携が進まないで困っています。PEGのことから脳卒中の地域連携に進めていきたい、と考えているんですが・・・。介護施設のPEGの受け入れが進まないと、脳卒中の地域連携も進まないと考えています。なんとかしていかないと、といつも悩んでいます・・・。今後ともよろしくです。

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  2. decency

    NNC事務局様、コメント有難うございます。うーむ、わかるなぁ。城東区のケアマネージャーの会JONETを通じてスタッフにPEGの勉強会とかやってみたらいいかもしれませんね。どこまで興味をひかれるかわかりませんが。

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  3. NNC事務局

    JONETの代表はどなたですか?積極的にアクションを起こしていかないと、進まないのを最近さらに目の当たりにしていますので、教えていただけますか?

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