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秋祭り

 昨日は法人の秋祭りでした。例年通りのバザー、お餅つき(ボランティアでやっていただいています。いつも本当に有難うございます)、食堂に加えて今年はスタッフの合奏2曲、そして健康セミナーを開催しました。
 お餅は例年通りつき上がるのを多くの人が待っている状態、食堂もほとんどが短時間に売り切れ状態と盛況でした。有難うございます。
 合奏はサックス、キーボード、ギター、パーカッションとそれに歌、「上を向いて歩こう」「世界にひとつだけの花」と短時間の練習の割りにみんな集中していたせいでなかなか聴かせたと思います。リーダーのふわりさん、本当にお疲れ様でした。
 健康セミナーでは(株)ヘルシーパスの田村社長が「間違いだらけのサプリメント選び」を話していただきましたが、非常に判りやすく有益な内容で、聴衆の皆さんも質問を沢山され素晴らしい講演だったと思います。いろいろネタをお持ちのようで、「美人になるサプリ」とか興味深い話が多く、できれば定期的にお話を聞かせていただける場が提供できないかなと思いました。その後清酒大関化粧品部の今井さんが「しわ、たるみを取るマッサージ法」を僕の顔を使って実演していただきました。サンキュー!!スタッフが「なんかテカテカしてますよ」とか「とてもその年に見えない(どの年や!)」とか言ってくれましたが、できるだけ効果が持続できるようにマッサージをして若返りたいと思います。
 その後手際よく後片付けをして、みんな明日の仕事のためいろいろ打ち合わせをして解散。みんな本当にお疲れ様でした。どうも有り難う。
 毎年少しずつ趣向を変えて続けているお祭りですが、来年は全く違った形でやっていきたいと思っています。乞うご期待!

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バザーの入り口。盛況で有難うございました。

グッド・ジョブ!

 お疲れ様でしたー!すべての人に言いたくなる2日が終わった。土曜日は診療が終わってすぐ担当の城東区健康祭りへ。予想を大きく上回る人手。フル活動。その後診療所に戻りデイケアの引越し。遅くまで手伝ってくれたスタッフのみんな、本当に有難う。お疲れ様。

 今日はパワーリハビリの実務者研修会の主催。僕がパワーリハビリ研究会の大阪支部長になってからの最初の大きいイベント。他の地域で開かれている同様の研修会の平均参加人数を大きく上回る100名の参加があり、うちのパワーリハ担当4名の最強スタッフと熱心に参加してくれたデイケアの4人、会場を提供してくれた上に講義でも何でもオールマイティ大阪支部理事のNさん、協力してくれた上級指導員の皆様方、神戸から参加してくれた僕の後輩でパワーリハでは大先輩のM先生、そして酒井医療の皆さん、皆さんの活躍で大きな問題もなく研修会を終了することが出来ました。本当にお疲れ様でした。有難う。

 人の力が集まることの偉大さを実感できた二日間でした。もっといろいろ書きたいことがあるのですがちょっとエネルギー切れ。またおいおい。グッジョブ!

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人いきれでムンムンでした。

視点を変える

 やることが多すぎてなかなかブログまでたどり着きましぇん・・・。ここ1ヶ月、パワーポイントばっかり製作している気がするぞ。といっても3つ目か。

 仕事にすべてを賭けてブログはほりっ放しにし、たまに思い出して閲覧カウント数を見ると限りなく0に近く、やけになってそのまま書かないで閉鎖同然にするかー、ブログはわりと心情吐露のところが在るので書きたいからー、仕事はまあちょっとおいといて楽しく書いて意見書のあまりの遅れにケアマネージャーに首を絞められて失神するかはー・・・自由だーァァァ!!!外来ウォッチ・イズ・フリーダム♪外来ウォッチ・イズ・フリーダム♪ご一緒に!外来ウォッチ・イズ・フリーダム♪♪ でもほんまはそこまで両方とも思い切れなくてちょっと仕事してちょっと書いて結局中途半端になってみんなに怒られんねんで。

 忙しいのにさらに上乗せで、ちょろっとコーチングの本を読む。敗戦の時どうするか?(急に話題が変わるな)いくつかあるのだがふーむと思ったのは「次の次に気持ちを向ける」というやつだ。負けるとぜーたい次の試合には勝とうと頑張りすぎて空回り、オーバープレッシャーになりかえってだめになることが多い。次の次に心を向け、次回の試合は予行演習くらいの感じで気を少し抜いて臨む。それがいい結果につながることが多い。そのようにチームの気持ちを持っていく。

 しぶい!コーチングの真髄は「視点を変えること」だと思っている。如何にいいアイデアを出してありきたりの反応を違う有効なものに持っていくか。

 仕事とブログ、うーんと3分ほど考える。一緒にうまく出来る方法はないか・・・。①仕事の内容をそのままブログに転用 ②ブログに仕事の達成目標を公表する ③仕事に飽きるとブログを書く・・・そんだけかい!しかもたいしたアイデアなし。

 求む、グッドアイデア牢

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し、沈むー!

バンド・イン・ザ・ナイト

 夜の外来を終えて本部に戻ると研修室からサーカスのジンタのような音が聞こえた。「なっなっ、なんだ!」と思うも今夜はお祭りでする合唱の練習をする予定だったのを思い出した。

 毎年うちの法人ではバザーやそれに付随する模擬店など、利用者さんに感謝する意味でお祭りをやっている。今年は11月3日だ。昨年は落語家の方を呼んだりしたのだが、今年はちょっとした抗加齢の講演会(ビタミンの専門家のヘルシーパス・田村社長や清酒大関化粧品部門の担当の方、そして僕も)と、スタッフによる合唱合奏が2曲ある。

 練習に参加する。最初ギターで参加するかと思っていたのだが、もう数年触ってないし、何年か前のクリスマスにデイサービスで「ジングルベル」と「聖しこの夜」を演奏し(と思っていたのは僕だけ、なんか音が不安定に鳴っていただけらしい)、高齢の利用者さんに同情の眼で見られたことを思い出し気力がうせていた。とりあえず今は鈴を鳴らす。すげえな。幼稚園以来である。

 みんな疲れているのにもかかわらず何とかカッコがつくまで繰り返しお開きとなる。素晴らしい。

 ・・・しかし正直なところこのままではちょっとやばいぞと思ったりして。

 リーダーのふわりさん、演奏一直線じゃなくて演出を入れたほうがいいんじゃない?コミックバンドの路線がいいと思うんですけど。メンバーから考えてもその方が・・・。そうしたら僕のギターも参加できると思います。どう?

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僕はこいつで参加(ウソ)

病診連携

 昨日はK医大の小児科の先生方と病診連携(病院と診療所が患者さんを診るにあたって親密に連携し協力すること)のための会合がありました。診療所の夜診で子供さんが肺炎と判明した時、夜に小児科医がいる病院は非常に少ないためにどこに紹介していいか開業医として非常に困る場合が少なくありません。こういった事態にK医大の小児科は一肌脱ぎましょうと言うわけで、ホットラインの開設まで話がすすんでしまいました。実際もっと煮詰めていく必要がありますが、でも神様のような人たちですね。

 こういった病診連携を強化しましょうという試みは結構あるのですが、なんとなく表面的な、ビジネスライクな感じで終わる場合も多く、タイトな関係が構築出来るのは実際のところわずかだと思います。しかし昨日はわざわざT教授、A講師が出てこられ、お二人とも本当に誠実でお茶目なお人柄で、医師会担当理事としてとして出席したK先生と僕は心から楽しんでしまいました。これで非常に実際的かつ有益なプランがいくつか出たので言うことない。関係者の方にお礼を申し上げたい。後は実行するのみで、緊密な関係を築いていきたいと思います。

 医者は専門の科によってタイプがあります。お二人とも小児科医というのが納得の、フレンドリーで明るく話が面白い。食物アレルギーや花粉症、注意欠陥多動性障害(AD/HD)や自閉症の話題も興味深いものでした。僕もAD/HDのようだ、どうやら。後で調べると内科医と精神科医は非常に適した職業らしい。よかった(おいおい)。

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医者もいろいろ

サファリパーク

 第40回日本薬剤師会学術大会に行ってきました。後発医薬品(ジェネリック医薬品)に関するシンポジウムがあり、僕は後発医薬品を現在使用している開業医ということで、知り合いの先生に頼まれてシンポジストとして参加してきたわけです。

 コマーシャルでいわれているように後発医薬品は先発品と全く同じで安いというわけではなく、剤形の問題とかで微妙に効き目が違う可能性があったり、副作用とかの情報提供が十分ではない、場合によれば薬局での情報提供料加算とかがついてかえって高くなるとか、色々考えなくてはならない問題がある。でもそんなことは表に出さないで安価ということだけを強調して使用を推進しよう、医療費が減ればそんなことはどうでもいいのという相変わらずな国の政策には大変問題があるわけで、医者としてそこらへんの話もし、基本的には後発医薬品をうまく使っていこう、薬剤師さんと協力して、といった結論です。

 一緒のシンポジストはみなさん薬剤師、聴衆もみんなそう(薬剤師の方はみんなまじめで会場のホテルも大混雑、シンポジウムのあった部屋も130%乗車率というくらい立ち見があふれていました)、ただ一人医者として参加するのはちょっと怖いものがありました。違う専門家が集まっている中で話しをするというのはサファリパークを丸腰で歩くみたいなもので、ぜったいライオンに噛まれるに違いない、怖いよーと思っていたのですが、皆さんの御協力で盛会のうちに問題なく終了しました。そうなるともうちょっと喋りたかったなと思ったり。

 実は30分前に事前の打ち合わせ会というか顔合わせ会のようなものがあったのですが、そこでの話のほうがずーと面白かったです。なんか本音と建前はやはり微妙に違うのね。大学の薬剤部長や薬剤師会の偉いさんが中心だったのですが皆さんなかなか濃い方ぞろいで、こういった発表ができるというのは、こういうオフレコの話を聞く機会が与えられるという利点が実は一番大きい気がします。

 まっ、いずれにしろこれからは何をするにもチーム医療が必要です。他業種が話し合う機会を持つこと(薬剤師さんもイヤーだと思いますがもう少し医者と仲良くしていただいて、と話したらウケた。嫌われてんのね)は介護保険で定められていますが、医療でも必須となって来るでしょうね。

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皆さん、まじめな感じ。実際はどうか知りませんが・・・

パワーリハ・イン・ワカヤマ

 今日はパワーリハの勉強会に和歌山へ行く。勉強熱心だなー、いや、ちょっとね、なんか分からんけど成り行きで・・・。我がパワーリハ責任者の「ポジティブ・ライフ」君は朝9時半から、僕は実技はいいかというわけでお昼から出かける。

 和歌山だし電車も考えたのだが、目下のところ僕にとって最も負担の少ないのは愛車での移動なので(何時間運転しても疲れない)、霧雨の中、高速を走る。レンタルしてきたトミー・ゲレロのサーフミュージックはなかなかいいじゃん、だったのだがレイドバックしたインストが続いていると眠くなってきた。そこでこれも借りてきたビートルズの「ラバーソウル」をかける。「ラバーソウル」ですよ、みなさん。すげー、僕はこれを聴くのは多分10数年ぶりです。ビートルズがアーティスティックになっていったきっかけになったアルバム。すごくよく聴いたけど同じ頃の「リボルバー」とか「サージェントペパーズ」の方が好きだった、実は。なんとなくサウンドが馴染みにくかったのだ。

 ところが・・・ギャー!!すんばらしい!!これは完全に今のサウンドです。ロックは時代の音楽だから昔のものは色あせるのであるとか言っていた評論家がいたが、普遍性を持つものは持つのである。ちょっとフォーキーでペナペナ感のあるギター、これは完全に今で、最近デビューしたグループと言われても違和感がない。それがとてもチャーミングなメロディを奏でるのだから最強です。ヘビーローテーション決定。やっぱりすごいんだ、ビートルズと思っているうちに会場に着く。

 いつもお世話になっている酒井医療のM大阪所長さんが迎えてくださり講義をされていたK株式会社(デイサービスを全国で何十、何百かな、展開している)のK社長とお近づきになる。ビジネスで名をなした人特有の柔らか且つ鋭い雰囲気があるが、感心したのはパワーリハの実地のこともかなりご存知な点で、きくと各々の施設で4ヶ月に一度症例を持ち寄り社長や重役の前で検討会をするとの事。そこから選んだものをパワーリハの全国大会で発表するとの事であった。す、すばらしい。今度の神戸での総会でもお力になってくれるとの事で感謝。

 和歌山でパワーリハの伝道者となっておられる整形外科のT先生とお話しする。「私は何故パワーリハを選んだか」という講演をされる。60代かな、こういう功成り名を遂げた方が積極的にスライドを作り若い介護者に話しかけているのを見るとじんわりと感動する。トライアスロンをされていたそうで(今は水泳)豪快君な感じです。メル友になりましょうと言われて帰られる。僕と車種は違うがトゥーシーターのオープンカーだそうである。やるな。僕も70代でもオープンだけどね。

 というわけで日曜も終わる。仕事が山済みであるがまた何もせずに寝るに違いない。皆様、お疲れ様でした。

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半分寝そうでした・・・

減少する20%

 今日の土曜日は午後3時から9時過ぎまで勉強会のはしごであった。出かける前は億劫な気もするが参加するとやはり面白い。ひとつの会は世話人だったのでそれなりに力も入っていたのだが、もうひとつはあんまり期待していなかった、じつは。でもそれなりに得るものあり。

 専門の先生の話を聞くことだけでなく、質疑応答で他人の考えていること、やっていることがわかるので世界が微々たるものでも広がる。参加しなかったら永遠に広がらない。決まりきったルーチンの世界を抜け出すこと、どれだけそれが出来るかで開業医の能力が決まるような気がする。

 とはいえ20%の法則というのがあって(人の名前がついていたけど忘れた)、どんな世界でも熱心でその世界に貢献できる人が20%、やる気がなくむしろ害毒をもたらす人が20%、残りの60%は流されているだけ、というもの。どんな組織でもほぼ当てはまる。医者の世界でも当てはまるのだが、最近その熱心な20%というのがだんだん減ってきているような気がするのだけど間違いだろうか。

 医療崩壊という言葉ももう聞きなれたが実はこれは本当にそうで、総ての元凶は法律で規定されているシステム、小泉元総理の改革?から始まったのだが、医者の疲弊はかなり深刻だと感じます。とは言いながらも俺は絶対くたばらないけどね。

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関係ないか…

大阪糖尿病プラクティス

 第5回大阪糖尿病プラクティスという研究会で「運動不能者におけるパワーリハビリテーションの糖尿病改善効果について」という演題を発表してきました。主としてパラメディカルの方を対象に糖尿病療養士の資格認定に必要な単位取得も出来るので、今日も100名近くの人が夜の7時から10時前くらいまで勉強しました。演題は6題でパラメディカルの方が2題、後は医者の発表です。

 糖尿病専門の方がほとんどで、パワーリハビリに関してはご存じない方が多く、改善例の動画も公開したのですがかなり興味をもたれたようでよかった。僕の大学病院時代の同僚も一緒だったのですが「すげえなー」と感心していました。どこでやっているのですかとか後の懇親会で訪ねる方もおられ、認知度が増すお手伝いが出来てよかったかな。

 その同僚が言うには「お前じゃなくてやっている指導士の人が発表したらよかったんじゃない」。そのとおりです。今回は僕にご指名があったので仕方なかったのですが、こういった研究会は、もううちのスタッフがどんどん出て行って話すべきですね。今までパワーリハの全国大会では2回話してもらいましたが、もっと多くのいろいろな会に参加してどんどん主張すべきだと思います。パワーリハに限らず介護セクションの諸君、頼むよ!

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やってみると結構面白いんだよ。

理事会開催

 土曜日にパワーリハビリテーション大阪支部の理事会を開催した。支部長になってから実務者研修会の準備などやることが多く(といっても実際大変なのはスタッフだけどね)理事同士の顔合わせも出来ていない段階だったので開催できて一安心。それにも増してかなり内容が濃い会だったと思う。

 半分以上が新しい理事なのだが若手が多く、実際にパワーリハビリテーションの有効性について確信を抱いているメンバーなので、啓蒙していくことに熱心である。経営の一手段と考えている古い人々ではない。会の進行もだらだらせず閉会時間を決めて、実際に決めなくてはいけない事項を確実に決めていくように意識したので、すべきことが明らかとなった。

 こういうメンバーだとやはりITが手段としてでてくる。理事が集まるのはなかなか大変なので理事の掲示板を作ってそこで意見を交換したいという意見が出、実行することになった。名刺交換もだがメールアドレス交換はマストである。便利で素晴らしいが実際会って話し合うことで出てくるアイデアもあり、こういうデジタルとアナログをどういう風に組み合わせるのかというのが大事ね。大きな組織でやっているテレビ会議だと無駄話から出てくるアイデアも拾えるのかな。

 初対面の人が出会う会議を有効に進めるのにはコミュニケーション・スキルというのも必須だ。この前読んだアメリカの論文で、外来診療が能率よく且つ有効に遂行されるのに一番大切なのは学歴でも知識でもなくコミュニケーション・スキルだというのがあったが、外来だけじゃなくて会議でもなんでも、初めて会った人にちゃんと内容のあるコンタクトを取れるというのはとても大事な能力だ。ここらへんはどのように開発していけばいいのかな。キャラだけでもないだろうし。案外医者は会社勤めの人と比較して下手な人が多い。大体世界が狭いから。僕も技能を磨きたいところである。求む、コーチ!

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パワーアップするよー