月別アーカイブ: 2009年1月

ビビカム ハズ カム!

  Vivicomがやってきた。中国製のトイ・カメラ、デジカメである。チープシックな感じがいいなぁ。モードなんかをいろいろ変えることで写真のイメージがかなり変わるのが面白い。とりあえずカジュアルな感じ。普通のデジカメがポロシャツならこいつは着古したTシャツの感覚で、バシバシ使えるぞ。単4の電池2本で動くのも気に入っているが、あるく君によれば電池の消耗は激しくサンヨーのエネループを買ったほうがいいとのこと。サンキュー、グッドアドバイス!

 

 で、今日は朝から車から撮ったり診察室で使ったり、いろいろ試してみた。まだ全然使いこなしていないなぁ、不満。軽い魚眼レンズも付属で買った。面白い。

 

  僕の診察室を撮った2枚の写真。同じ景色だが印象が違う。もっと色々なパターンが可能。 

 

 日常の出来事って案外記録がない。でもこういうのが後々見なおすと楽しいのだと思う。何かを訴える写真が撮れそうな気になる。飽きないで使い続けるぞ。

 

 仕事以外の時間は何かしら美しいものに触れていたい、渇望しているのだ。写真を撮ることに心をくだくこと。こいつは悪くないね。

 

 おまけ。診察室の僕の視線から見える外来バックヤード。

 

 

 

アール・ド・ヴィーヴル

今日は仕事始めですた。休みもいいけど仕事もね、というところでメチャクチャ忙しかったですが快調です。

 

Art de vivre アール・ド・ヴィーヴルというフランス語があります。英語にするとArt of life でいいのかな。優雅に生活を楽しむ方法といった感じでしょうか。いずれ死んでしまう人生で、ひょっとすると完全に分かりあうことの出来ない他人といかにしてともに幸せに生きていくことが出来るか。それはおいしい食事や気の利いた楽しい会話など、そんな日常的なものの中に人が幸福を共有する時間があり方法そのものがあるのでは。そこに熟達すべき・・・といったところであって、この感覚はフランス人のセンスの骨格となっているという説を読みました(まっ、そんなところからもフランス人は究極ラブ・アフェアーのためだけに生きているということが判るね。どうもこれはホントらしいですが)。

 

フランス人には及ばなくても、楽しく生活しようと思ったらボーとしてるのではなくそういったセンスを磨かなくてはならん。

 

で、今日あなたを幸せにしてくれた3つの出来事を挙げよ。

 

僕の例。

    今日某外資系の製薬会社の方が数名取材に訪れた。全国のドクターに配信しているメールマガジンに、参考にしたいクリニック探訪という新しい企画があり、その第1回にうちが選ばれたのである。まあ、それだけでもめでたいが、それより嬉しかったのは、その(あまりお世辞を言うタイプには見えない)スタッフの一人が日の差し込む診察室に入ってきて「うわー、いいですね。風邪を引いたらここに来たいという気になります」と言ってくれたこと。

    わりとうるさ型の患者さんが、うちの某スタッフを見て「いやー、この前来た時いてへんかったから、あの感じのいい人どないしたんやろ、と主人と心配してたのよ。居てくれてよかったー」とおっしゃったこと。

    外来が混んで予定をこなすと飯も食えずに午後診へ突入が明らかになったので、仕事中に食べようとおにぎりを買ってきてもらうように頼んだ。するとお手製のおにぎりが3つときれいなおかずが届いたこと。感謝。

 

3つってね、案外しんどいよ。でも考えてみよう。そしてお返しだな、必要なのは。それがアール・ド・ヴィーヴルのプロになる確かな方法です。

 

日の出にむかって出勤だぜぃ!

楽しむには頭を使わなくっちゃダメだよ。

正月休みも今日で終わり、明日から仕事始めであるが朝8時から予定が入っている。お昼休みにも入っている。おぉ、ビジネス ゴーズオン アズ ユージョアルです。でも仕事があることを感謝しなくっちゃね。休みが楽しいのも仕事の日があるからです。

 

以前から僕にとって仕事も遊びも等価であると言ってましたが、此の頃本当にリアルにそう感じます。もうできるだけ分けないように、仕事にも遊びの楽しさを、遊びにも仕事の生真面目さを、ミックスしちゃいましょう。オンとオフなんて勝手に分かれてきます。エンジョイ エブリミニッツ。人生は短い、つまらない時間は出来るだけ作らないように、頭を使って(これが必要! 思うだけでは出来ない。自分にトリックをかけなくちゃダメでござる)いきたいです。

 

では諸君、成功を祈る。

 

暮れなずむ正月の街にグッバイ!

カーツ?

愛犬の散歩に加圧トレーニングのベルトを両太股に巻いていく。昨年から「カーツ」という加圧トレーニングセットを使用している。買うときに指導員の人に加圧の大きさを決めてもらう。加圧用のベルトがついているシャツとパンツを装着、決められた圧にベルトを締め上肢は10分、下肢は20分程度のトレーニングでOKというものである。

 

あっ、この加圧の理論というのはベルトで腕や足を締め上げると血流が減少し、そこでトレーニングをすると短時間でも激しいトレーニングをしたのと同様の負荷が筋肉に与えられ(低酸素になるので筋肉が勘違いするのだ)、効率よく筋肉トレーニングができるというものである。結構学会でも出てきていて、理屈はわかるが実際はどうなの?と思っていたのだがまあやってみなわからんと購入したのだ。筋力のあまりにも少ない高齢者の方にやっていただいたらどうかなと思っていたのである。

 

週3回くらい、ちゃんと持続したときはそれなりに筋力向上感があるが、筋肥大があるかどうかは細かく測定していないのでなんともいえない。購入したが効果がないという苦情も結構あるようだが、少なくとも発表されているデータ上は効果が出るはずで、これはやり方の問題のように僕には思える。

 

簡単なトレーニングなど別に指導してもらわなくても、と思いがちだが、うちのパワーリハビリテーションのデータでも、ちゃんと指導者について定期的にされている方は間違いなく変化している。自分で出来ると自己流でされている方は(こういう方も居られるのです)あまり効果が出ない。加圧も一部で心酔している方がいるが、こういった人はちゃんとトレーナーがついて定期的にしている方のようである、やはり。経験の生み出す、言葉にはしにくい(もしくはわざと言わない)コツが必ずあるのです。身体トレーニングは自己流でもある程度のところまでいくが、効率良くするにはちゃんと指導者につかなくてはダメなのだ。

 

で、加圧はどうするか?とりあえず続ける。加えて今年からパワーリハビリテーションを、自分ひとりでやらずポジティブライフ君にちゃんとついてもらって定期的にすることにした。

 

20歳若返るにはやることが多い(おいおい)。

 

こんなんどす。

考え過ぎない

お正月2日目。前から約束していたゴルフに行く。

 

以前の僕なら正月にゴルフに行って「グリーンが凍っててさ、まっすぐピンに向かって落ちていったボールがカキーンと音をたてて跳ねてOBに・・・」なぞと言っていた友人にたいしては「愚か者!!正月ぐらい今年1年どう過ごすかじっくり座って考えなさい!」なぞと説教していたものですが(いや実は僕はゴルフに行かなくてもこんな風に怒られていたわけですが)、いや、変わったものです。

 

カキーン!こそなかったがやたら寒い。スタートも霜で大幅に遅れハーフで切り上げざるを得なくなる。いや、しかしそれでも楽しかったなぁ。ゴルフで面白いのはなんといっても自分のメンタル面での弱さを意識させられるところです。ミスショットって、力みすぎか集中できなかったか、どっちかだもんな。心がスッキリ今目の前にあるボールに集中しているときは大概うまくいくのです。無心で目の前にある物事に対処する、コチャコチャ考えず自分の感覚の信じるままに素直に動くとうまくいく。いや、ゴルフに限らずまだまだです。

 

最近特に、頭より身体を信じよ、考えるより感じたことを信じよ、というのが大事ではないかと思っています。これは生き方の問題なのですが。

 

ま、いずれにしろこれからこれから。今日は虹も見たし今年はいいことがあるに違いない。初夢はどうってことなかったが、考えてどうしても思い出せないことを、寝ているうちに思い出すに違いないと思って寝たら本当に朝になったら思い出していたし。この睡眠解決法(この考え方は学問づけられている)も身につけたいもんだわさ。

実はこの真ん中にかなり大きな虹がかかっているのだ。心の清らかな人にしか見えぬよ。

吉牛迎春

 新年明けましておめでとう御座います。今年もよろしくお願い申し上げます。

 

 大晦日、結構遅かったのだが元旦は愛犬の散歩をしてあげることにしたのでいつもと同じ時間に起きた。いい天気であまり寒くない。風も穏やか。

 

 昨年は大変動の年でした。おそらく法人が将来今の位置(地理的にね)から変わることは無いと思うがその基礎固めが完了した年。後はソフトの充実、向上。

 

 うちのスタッフは本当に素晴らしいと思っています。要求にもちゃんとこたえ、それ以上に自主性、能動性が出てきてとても頼もしくなった。今年はスタッフとの関係性も変わる年だと思っています。より親密に、一つの家族のように。

 

 僕個人としては精神的、身体的に20年の逆行を。30代からもう一度やり直しであります。そのための方策を環境も含め実行。そして継続すること。僕の辞書に「年相応」の文字はないので。

 

 では今年が皆様にとって楽しい1年でありますように。今から軽く運動してきまーす。

 

あるく君に触発されてvivicomを頼んでしまった。手に入ったら写真はこいつでいくぞ!