アール・ド・ヴィーヴル

今日は仕事始めですた。休みもいいけど仕事もね、というところでメチャクチャ忙しかったですが快調です。

 

Art de vivre アール・ド・ヴィーヴルというフランス語があります。英語にするとArt of life でいいのかな。優雅に生活を楽しむ方法といった感じでしょうか。いずれ死んでしまう人生で、ひょっとすると完全に分かりあうことの出来ない他人といかにしてともに幸せに生きていくことが出来るか。それはおいしい食事や気の利いた楽しい会話など、そんな日常的なものの中に人が幸福を共有する時間があり方法そのものがあるのでは。そこに熟達すべき・・・といったところであって、この感覚はフランス人のセンスの骨格となっているという説を読みました(まっ、そんなところからもフランス人は究極ラブ・アフェアーのためだけに生きているということが判るね。どうもこれはホントらしいですが)。

 

フランス人には及ばなくても、楽しく生活しようと思ったらボーとしてるのではなくそういったセンスを磨かなくてはならん。

 

で、今日あなたを幸せにしてくれた3つの出来事を挙げよ。

 

僕の例。

    今日某外資系の製薬会社の方が数名取材に訪れた。全国のドクターに配信しているメールマガジンに、参考にしたいクリニック探訪という新しい企画があり、その第1回にうちが選ばれたのである。まあ、それだけでもめでたいが、それより嬉しかったのは、その(あまりお世辞を言うタイプには見えない)スタッフの一人が日の差し込む診察室に入ってきて「うわー、いいですね。風邪を引いたらここに来たいという気になります」と言ってくれたこと。

    わりとうるさ型の患者さんが、うちの某スタッフを見て「いやー、この前来た時いてへんかったから、あの感じのいい人どないしたんやろ、と主人と心配してたのよ。居てくれてよかったー」とおっしゃったこと。

    外来が混んで予定をこなすと飯も食えずに午後診へ突入が明らかになったので、仕事中に食べようとおにぎりを買ってきてもらうように頼んだ。するとお手製のおにぎりが3つときれいなおかずが届いたこと。感謝。

 

3つってね、案外しんどいよ。でも考えてみよう。そしてお返しだな、必要なのは。それがアール・ド・ヴィーヴルのプロになる確かな方法です。

 

日の出にむかって出勤だぜぃ!

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